愛知県が３年後に中部空港の隣接地に完成を予定している大規模展示場について、県は利用の事前受け付けを９月から始めることになりました。
愛知県は中部空港がある常滑市の空港島に大規模展示場を計画していて、３年後の平成３１年秋の完成を目指して８月から建設業者の入札が始まっています。
この展示場について愛知県の大村知事は９日の会見で、利用の事前受け付けを９月から開始する考えを明らかにしました。
今回の受け付けの対象期間は平成３１年９月から平成３２年１１月末まで、すでに問い合わせが２０件ほど寄せられているということです。
愛知県では首都圏の大規模な展示場が４年後の東京オリンピック・パラリンピックの期間中と、その前後、展示会場として使用できなくなることから愛知県が計画する展示場が受け皿となり需要が見込めるとしています。
大村知事は「首都圏などの既存の展示場よりも安い料金設定でプロモーションを強化し、多くの需要を取り込んでいきたい」と話しています。