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 被爆から71年になる9日の長崎原爆の日を前に、長崎市の旧城山国民学校の校舎がライトアップされている。校舎を含む「長崎原爆遺跡」を国の文化審議会が国史跡に指定するよう6月に答申したことを受けたもので初の試み。9日までの予定。

 旧城山国民学校は爆心地から約500メートルにあり、教師や動員学徒ら138人が爆死。家庭にいた児童も約1400人が亡くなった。被爆校舎は一部が保存され、現在は平和祈念館として活用されている。ライトアップは午後7~9時。城山町の城山小学校の敷地外から見学できる。(山野健太郎)