2016.08.09 07:45
未来から2016年夏を振り返ると「ポケモンGOの夏だった」と称されることが容易に想像出来るほど、ポケモンGOブームが起きている。このポケモンGOを筑波大学助教 落合陽一氏に彼の博士論文のテーマである"フィールドコンピューテーション(Computational Field)によるユーザーインターフェイス"という観点から語ってもらった。
今までもSENSORSでは落合陽一氏に世間が気にしているトピックの解説をお願いしてきた。例えば人工知能やコンピューターグラフィクスの祭典SIGGRAPHの研究動向など。今回はポケモンGOおよびこのムーブメントについて解説してもらった。
ポケモンGO、レベル29の落合氏(左)。落合氏がポケモンGOを遊んでいる姿を東京大学 山中俊治教授がツイート(右)。
何気なく楽しんでいるポケモンGOだが、研究者 落合氏の解説を聞き、我々人間が既にバーチャルとリアルが溶け込んだ世界にいることを実感した。たかがゲーム、ではなく人間の新しいビヘイビアを身をもって体感するためにポケモンGOを追究するのもSENSORS読者には向いているのではないか?筆者は早速ポッポをゲットした。
落合陽一氏には次回はファッションについて登壇し、語ってもらう。
8/16(火)19:00~20:15、テーマは『新しいファッション体験 ファッション×VR』だ。
詳しくは『SENSORS FASHIONCODE WEEK』を確認いただきたい。
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SENSORS.jp 編集長
国際基督教大学(ICU)卒。IBMでエンジニア、Adobeにてマーケティングマネージャー、デジタルクリエイティブカンパニー(株)バスキュールにてプロデューサー従事後、2014年に株式会社HEART CATCH設立。 テクノロジー×クリエイティブ×マーケティングを強みにプロデュース業や執筆活動を行う。スタートアップ向けのデザイン&マーケティングアクセラレーションプログラム「HEART CATCH 2015」総合プロデューサー。 http://events.heartcatch.me/