愛知偉業に沸く豊山 イチロー選手3000安打
米大リーグ三十人目の3000安打を達成したマーリンズのイチロー選手。出身地の豊山町では八日朝、郷土のヒーローの大記録樹立を喜ぶ声が上がった。 懸垂幕が垂らされた町役場前には早朝から報道各社が詰めかけた。会見した鈴木幸育(ゆきやす)町長は、午前五時からラジオで試合の様子を聞いていたといい、「豊山町を世界に広めてくれた。ヒットが出ない時期もあったが、彼だったらやってくれると信じていた」と手放しで喜んだ。 夏休み中とあって、テレビ中継を見ていた野球少年たちも多く、記録達成を確かめ、町役場に駆けつけた男の子も。イチロー選手が所属していた豊山スポーツ少年団の四番、平田智大(ともひろ)君(11)=豊山小六年=は「僕もイチロー選手のようにメジャーリーガーになって、四番でホームランを打つ選手になりたい」と、大先輩の偉業に目を輝かせた。 (藤原啓嗣、浅野有紀) PR情報 |
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