尖閣沖 中国当局船の動き活発化 外相レベルで抗議も
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政府は、沖縄県の尖閣諸島周辺の海域で中国当局の船による活動が活発化していることを受け、状況が改善されなければ外務大臣レベルで抗議の意思を示すなど、きぜんとした対応を取る方針です。
沖縄県の尖閣諸島周辺の海域では、今月5日、中国海警局の船と漁船が初めて同時に日本の領海に侵入し、8日昼すぎには、平成24年9月に日本政府が尖閣諸島を国有化して以降で最も多い15隻が、領海や接続水域で一時航行しているのが確認されました。
これに対し、日本政府は外務省の杉山事務次官が、中国の程永華駐日大使に3度にわたって抗議し、8日も外務省の局長レベルで2度抗議するなど、中国側に4日連続で抗議しましたが、領海侵入が繰り返されるなど状況は改善されていません。
こうしたなか、安倍総理大臣は関係省庁に対し、国際法や国内法令にのっとり、冷静かつきぜんと対応することや、国民や国際社会に的確な情報提供を行うよう指示しました。
これを受けて、外務省は今の状況が続いた場合、岸田外務大臣が中国側に電話で抗議の意思を示すことや、来月上旬に中国で開かれるG20サミットなどの国際会議の場で懸念を表明することなど、きぜんとした対応を取る方針です。
これに対し、日本政府は外務省の杉山事務次官が、中国の程永華駐日大使に3度にわたって抗議し、8日も外務省の局長レベルで2度抗議するなど、中国側に4日連続で抗議しましたが、領海侵入が繰り返されるなど状況は改善されていません。
こうしたなか、安倍総理大臣は関係省庁に対し、国際法や国内法令にのっとり、冷静かつきぜんと対応することや、国民や国際社会に的確な情報提供を行うよう指示しました。
これを受けて、外務省は今の状況が続いた場合、岸田外務大臣が中国側に電話で抗議の意思を示すことや、来月上旬に中国で開かれるG20サミットなどの国際会議の場で懸念を表明することなど、きぜんとした対応を取る方針です。