痔 come back
もうだめだ。
僕のケツ穴は限界です。
神様、どうかお願いです。
う〇ちしなくてもいい体にしてください。
中学時代、ヤンキー先輩たちに目をつけられてたくさんケツキックされたダメージが今ごろ出てきたのでしょうか?野球部の部室に連れ込まれてケツバット振られたことがいけなかったのでしょうか?
僕はヤンキーでもなかったし、今まで危なかったことは何度かありましたが、決して男にケツを捧げたことはありません。
なのに神よ、なぜこんな仕打ちをなさる。
この前のおじいちゃん先生がいじくり倒したからでしょうか。※第10歩「おしりのおもてなし」参照
この憂鬱を吹き飛ばす楽しいことないだろうか。
あくまでお金かかんないやつ。
こりゃ缶蹴りしかねーな
◆缶蹴りとは
子供社会で年長者から教えられたり、親や祖父母から教わるなどして、世代を超えて受け継がれてきた遊びのひとつであり、遊びのなかでも一種の駆け引き的な要素が重視されるものである。(Wikipediaより一部抜粋)
果たして誰かから教わった記憶があるだろうか。
作り方を誰かに教わる前にいつのまにかいた友達と一緒で、
缶蹴りのやり方を誰かに教わった覚えなんてまったくない。
小さい頃、あたりが真っ暗になるまで、缶が潰れるまでやってた缶蹴り。
好きな女の子の手を引き、いつも同じ二人のお気に入りの場所に息を潜めて隠れ、
いつまでも鬼に見つかりませんようにと願った遠い記憶の夕暮れ。
そんな大好きな女の子が遠くの町に引っ越しをした日、いつものお気に入りの場所に一人で隠れ、寂しさに声を殺して泣いた小学校1年生の夏――
あの頃はとても心が清らかだった
缶蹴りしたい。
昨日の朝、無駄な一日を過ごしてしまったことをあんなに反省したのに、
今日の昼にはもう缶蹴りのことで頭がいっぱいでした。
早速、中学校時代の友達に電話する。
ねーねー缶蹴りしようよって言いたい。
鳴りやまないコール音。
負けじとコールし続ける。
コールの途中で不意に移行する「ただいま電話に出ることができません」
拒否
ま、まあ今日は火曜日だからな。
世の中の働きマンは打合せミーティング定例会議のオンパレードだよな。
気を取り直し、小学校の同級生Sくんに電話する。
僕「あ、もしもし?」
S「おう、久しぶりやな」
僕「そうね。元気しとんかや?」
S「元気よ。どしたん?」
僕「いや、まあとりあえずKICK THE CANしようや」
S「ああ、オッケー今度な。ちょい仕事中やけえ切るわ」
・・・。
まあ冷たいこと
「KICK THE CANていうなよ」とツッコミすらしてくれなかった。
僕は今まで、ものすごい勘違いをしていたかもしれない。
みんな大切な友達だと思っていたのは僕だけで、実はみんなから見る僕はそうでもなかったのか?こんなにも僕の缶蹴り欲求を掻き立てる、美しい缶蹴りの思い出たちも、実はみんな嫌々やっていたとでもいうのか?
うざ。
必ずや缶蹴りに賛同し、駆けつけてくれるやつがいるはずだ。
頼む。心がズタズタだ。こいつなら間違いないというのが一人。
THE 幼馴染み
幼稚園から高校卒業までずっと一緒、20年以上の付き合いになる幼馴染み。
大学時代も、社会人になってからもたまに泊まりに来たりするが、同じベッドで寝ても1`ミリも手を出す気にならない、本当に兄弟のようなやつなのだ。
ある日、「超極悪人に拉致られて、『この女とSEXしなければ女を殺す』て脅されたらどうする?死ぬんだよ?」とわりと本気で聞かれたことがある。
僕も、わりと本気で答えた。
ごめん死んで
ww
ちなみに、「もし隕石落下か死のウイルス蔓延で地球上に生き残った人間が僕と幼馴染みの二人だけだったとしたら」という究極の場合のみ、お互い目隠しして耳栓して人類存続のために決死の覚悟を決めようということで意見の一致を果たした。だが、まずは崩落していない精子バンク会社の冷凍保存室を見つける努力をしようというところで落ち着いた。
とにかくもうお前しかいない!
最近ついに結婚して勢いがなくなった節はあるが、まあ大丈夫だ!
社会人になってから、仕事の付き合いはアホほどあっても友達は一人もいないのです。
早速LINEする。
僕(LINEにて)「缶蹴りしたいんだが」
幼馴染み(LINEにて)「いいよ!いつ?」
っしゃあぁぁぁっぁぁっぁ
やはり期待を裏切らない。即決だ。
初めてちょっぴり愛おしい。
ww。近いうちに決行することで即決。
なんてったって電車で2時間かかる距離だ。
でもいい。約束できただけで救われた。
どんな誰がいるか結局わかんないような居酒屋やレストランでの婚活ぱーてーや親睦会がどれほど価値あるものか知りませんが、みんなで缶蹴りした方が仲良くなれると思うのです。
結婚式で「友人の紹介で知り合い~云々」とスピーチされるより、「缶蹴りで一緒に隠れた瞬間~云々」と言われた方が素敵な気もするのです。
上品に立ち振る舞い、煌びやかに着飾った女性より、
がむしゃらに缶を蹴って、屈託なく笑う女性の方が魅力的だと思うのです。
僕は、相手が女の子でも全力でぶっ倒しちゃうような男です。
例えばドッジボールで女の子がぶりっこする素振りなんてみせちゃったときには全身全霊込めてボールを投げつけます。w
女、子どもだからって容赦しねーからな
ww。
もうほんとクズ。
よし、みんなで缶蹴りやろう!
ピーターパンシンドロームだなんて言わないで