福野葵氏の鯖江市議当選は認めません

7月5日投開票の鯖江市議選挙における福野葵氏の当選に異議申立をしました。


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24日に辞職勧告を受けた議員であれば、少なくとも数日は地元市民、支援者のもとに赴き

謝罪行脚や事情説明に勤しみ、また今後の事を相談したりしなければならない。


しかし福野氏のサイトにある2月のスケジュール を見ると、「20代当選議員の会」なる予定が記載されていたため、

まさかと思い、主催している東京港区の一般社団法人ユースデモクラシー推進機構 代表理事仁木崇嗣氏に問い合わせした。


結果は福野氏の出欠については教えて頂けなかった。


公人である議員の出欠を主催者が隠す理由は不明であるが

参加している議員が自身の議員報酬や政務活動費等、

税金から参加費や研修費として払い、その収入を得ている以上、主催者も公的な立場として

議員の出欠くらいは公開するべきであろうと思う。


ところで、この一般社団法人ユースデモクラシー推進機構とやらが主催している

「20代当選議員の会」であるが、団体のサイトを閲覧してもまったく意味不明である。


なにやら議会に若者が少ないから全国の若手議員がネットワークでつながり

交流を基に知見の共有や実務の支援して

有権者からの期待を裏切らない「目に見える成果を出す若手政治家」こそ、ユースデモクラシーの体現者として世の中に認知されることを目指すそうである。


具体的になにがしたいのかはさっぱりわからないが

単に20代の議員が東京で集まりおしゃべりをする会でなく

市政に貢献できる研修会、勉強会であることを望みたい。


また、この団体を主宰する仁木崇嗣 氏を調べると、この社団法人の他に

株式会社火力支援 なる会社の代表も務めていた。

業種はウェブサイト制作やノベルティーグッズ開発などの他に

選挙コンサルティング 業も含まれている。


選挙コンサルとは言わずと知れた選挙に立候補する人と金銭契約を結び当選をめざし選挙活動の一切を請け負う業種である。


20代という社会的に経験の浅い議員をもっともらしいことを述べて募り

次回の選挙でビジネスにしようと目論んでいると考えるのは少々頂けない勘繰りであろうか。


そして、まだ未確認であるが、このような会合に出席するために

政務活動費を使うのであれば、使う側の議員も慎重になるべきであろう。

会合の内容によっては兵庫県の元号泣県議と同じケースに

なってしまう恐れがある。


福野氏の政務活動費についてはこの件も含め今後詳しく精査する予定である。


福野氏が辞職勧告決議を真摯に受け止めているなら、この時期東京に行き

このような怪しげな主催者が募る、意味不明な会合に参加していないことを望むばかりであるが

もし参加しているのであれば到底24日の辞職勧告決議を真摯に受け止めているとは言えない。

またもや議会の信頼を失墜させる行動である。

加えて、もし政務活動費で旅費や研修費を計上しているのであれば言語道断である。






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