尖閣沖の中国船 官房長官「きぜんかつ冷静に対処」
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菅官房長官は、閣議のあとの記者会見で、沖縄県の尖閣諸島周辺の海域で、中国当局の船による活動が活発化していることについて、中国側に対し、事態をエスカレートさせないよう強く求めるとともに、政府としてきぜんかつ冷静に対応する考えを示しました。
沖縄県の尖閣諸島周辺の海域では今月5日、中国海警局の船が漁船に続いて領海に侵入したほか、6日から7日にかけて、海警局の船が領海や接続水域を航行し、その周辺に中国の多数の漁船が航行しているのが確認されるなど、中国側の活動が活発化しています。
これについて、菅官房長官は、閣議のあとの記者会見で、「現場では、海上保安庁が態勢を増強して対応している。本日、午前10時現在、中国公船12隻が尖閣諸島周辺の接続水域内を、航行または漂泊している」と述べました。
そのうえで、菅官房長官は、安倍総理大臣から、関係省庁が連携し、国際法および国内法令にのっとって冷静かつきぜんと対応すること、アメリカをはじめとする関係諸国と緊密に連携すること、さらに、国民や国際社会に対し、的確な情報提供を行うよう指示があったことを明らかにしました。
そして、菅官房長官は、「引き続き、中国側に対して、事態をエスカレートさせないよう強く求めていくとともに、海上保安庁をはじめとする関係省庁が緊密に連携し、きぜんと、そして冷静に対処していく」と述べました。
これについて、菅官房長官は、閣議のあとの記者会見で、「現場では、海上保安庁が態勢を増強して対応している。本日、午前10時現在、中国公船12隻が尖閣諸島周辺の接続水域内を、航行または漂泊している」と述べました。
そのうえで、菅官房長官は、安倍総理大臣から、関係省庁が連携し、国際法および国内法令にのっとって冷静かつきぜんと対応すること、アメリカをはじめとする関係諸国と緊密に連携すること、さらに、国民や国際社会に対し、的確な情報提供を行うよう指示があったことを明らかにしました。
そして、菅官房長官は、「引き続き、中国側に対して、事態をエスカレートさせないよう強く求めていくとともに、海上保安庁をはじめとする関係省庁が緊密に連携し、きぜんと、そして冷静に対処していく」と述べました。
防衛相「警戒監視や情報収集に万全」
稲田防衛大臣は閣議のあとの記者会見で、「防衛省としては、海上保安庁に情報提供するなど連携して対応している。中国側がいたずらに事態をエスカレートさせることがないよう冷静な対応を継続し、尖閣諸島を含むわが国固有の領土、領海、領空を断固として守り抜くため、警戒監視や情報収集に万全を期していく」と述べました。
また稲田大臣は、東シナ海のガス田開発をめぐり、中国が一方的に建設した構造物にレーダー設備が設置されていることが初めて確認されたことについて、「東シナ海のガス田周辺を含むわが国周辺における警戒監視活動に万全を期していく」と述べました。
また稲田大臣は、東シナ海のガス田開発をめぐり、中国が一方的に建設した構造物にレーダー設備が設置されていることが初めて確認されたことについて、「東シナ海のガス田周辺を含むわが国周辺における警戒監視活動に万全を期していく」と述べました。