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<阿多羅しい古事記>
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本日、天皇明仁による生前退位についての意思表明がなされた。
東日本大震災直後と同じビデオメッセージである。ただ、以前に比べると、ずいぶんドスが効いただみ声で喋っていた。軽くヘリウムガスでも吸って作った声のようだ。国民への威嚇じみていて、嫌な気分になった。
内容について、私の感想を言えば・・・
中段あたりに「天皇が国民に、天皇という象徴の立場への理解を求めると共に・・・云々」というくだりがあり、奇妙な気がした。天皇を憲法で象徴天皇としているのは国民であって、その国民に理解を求めるとは、いったいどうして欲しいと言っているのだろう? その後で「天皇もまた、自らのありように深く心し、国民に対する理解を深め、常に国民と共にある自覚を・・・」と言っているので、単に装飾的な前置きだろうか?
それにしても、このあたりまで半分以上が前置きであるが・・・
また、「天皇が健康を損なった場合、社会が停滞し、国民のくらしにも様々な影響が及ぶことが懸念されます」とは、何だか脅迫じみた話で、天皇が熱をだして倒れたくらいで日本社会や我々の日常がどうにかなっては困るじゃないか、と腹が立った。そんなことは、内閣府が絶対そうならないように万全を期しておくべきじゃないか。皇太子をどうとでも使って。
そして、最後に言っているのが、天皇の「終焉の行事」についてだが、しかし、長期間続くと言っているもがりの行事は天皇の遺族個人が行う葬送儀式であって(一般人だって、喪に服すではないか)、嫌なら簡略化したらいいし、徳川血統であることを認めるなら仏式にしたっていい。その他、天皇継承の儀式や立太子の儀式などは、日本国家が世界に向けて行う重大イベントなのだから、皇族に負担が大きいなど、何を不平を言っているのやらさっぱり分からない。
分からないが、ともかく、天皇が老いたという安直な理由で、国民に迷惑をかけるのはやめるべきだ。
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