Webメディアで100万PV〜、個人ブロガーさんなら30万PV程度〜の方にオススメなのがLINE@!使い方によってはお悩み系のアフィリエイトサイトなどでも活用できそう!
リリースされて結構経っているので運用中の方もチラホラ。
らふらくのタクスズキさん、ままはっく運営のまなしばさん、人気美容師で月間100万PVを超えるらしい木村直人さんなどもLINE@をやっていたかと思います。
私も自社メディアで活用しています。そこで運用実績を元にLINE@の活用法をご紹介してみたいと思います。
運営サイトはこちら!
※ウチがLINE@を始めたきっかけは木村直人さんです。
LINE@の活用をオススメできる人
美容師さんや飲食店などリアル店舗ビジネスと相性のいいLINE@ですが、web完結のメディア運営者さんでも十分に活用するメリットがあります。
<LINE@を活用して上手くいきそうな運営者さん>
- ある程度PVがある
- 書評やレビュー記事などが多い
- キャラが立っているブロガーさん
- アフィリエイトサイト(PVもある程度必要)
- 辞書的なコンテンツサイト
上記に該当するメディア運営者さん、ブロガーさん・アフィリエイターさんは導入オススメです!
特に経年劣化しにくいコンテンツを扱っていて、十分なコンテンツのストックがある方がよく、トレンド情報などが中心のサイトはLINE@の活用にあまりメリットが無いかも…。
その理由は次の項目にて!!
※前提として「お友達」を増やす必要があり、主な「お友達」を増やす方法は自サイトへの掲載がメインとなります。そのため、ある程度のPVが必要だと感じています。企業運営のメディアで"中堅"ですと300~1000万PVくらいが目安かと思います。高単価な案件のアフィリエイトサイトであればPVが少なめでも利用料などは簡単にペイできるかもしれません。
何がそんなにオススメなの?bot機能です。
一番おすすめの機能はお手軽botです。
事前に指定したキーワードに対して、自動でメッセージを返信することが可能です。
一般的なブログメディアやアフィリエイトサイトであれば、過去記事を自動返信が想像されますが、個性派ブロガーさんの場合はキャラ押しの使い方なども考えられます。以下のようなbotのような感じでしょうか。
※LINE@で設定できる自動返答botは、AIではなく1対1のキーワードマッチングです。ユーザーの入力したワードに固定のメッセージを設定できるのみで、ランダム表示や条件設定によって打ち返しのメッセージを変更することは不可能です。
ゲーム攻略サイトの運営者なんかも使い勝手がいいと思います。
EX.)ポケモンGOの攻略サイト→ポケモンの画像やステータス画像+ポケモンの詳細ページへの誘導を返信するbot などなど。
botのメリットは、過去記事への再回遊を促すことが出来る点です。
基本的な使い方は3パターン。
- 日々のタイムライン投稿(新規記事or過去記事)
- Botによる自動返信
- 月1〜4回のプッシュ配信
1は企業のLINEアカウントをフォローしていただくのが説明としては早いです。
※上記のようにお友達登録した企業アカウントの配信がタイムラインに流れてきます。
実際に試す方は、lineの検索で @bewise と検索してみてください。(@も必須)
3のプッシュ配信については次で掘り下げますが、今では微妙な感じです。
料金体系は改悪されている
2016年7月まではお友達全員に一括プッシュ配信が可能でした。(有料月額5000円にて。旧料金体型は以下画像)
※配信可能人数×配信回数=50000通までは月額5000円内(+それ以上は1通1円)
◆新料金プラン
月額5000円での利用は継続的に可能ですが、友達数に応じてプロに切り替えねば、プッシュ配信を使えなくなりました。
で、LINE@でどのくらいのアクセスになる?
タイムライン投稿のみで、お友達2万人で月1万PV分といったところです。
※昔はもう少し良かったです。下落理由としては、運営サイト自体の新規記事投稿を減らしたため、過去記事を何度も繰り返し投稿しているから…。良かった時期は1万人程度で月2万PV位ありました。アクセスは直近30日分をbitlyにて。
更にプッシュ配信ができれば、1回あたり友達人数×5〜20%くらいのクリックが発生します。
実際の運営サイトの1PV単価をかけてもらえれば、ざっくり損益分岐点が見えるかと…。
書評などが多いブロガーさんは、事前に著者名や作品名などでご自身のサイトのリンクを入れておけばアフィリエイト収益の向上にも繋がるかと思います。ブロガーさん自身に興味を持っており、書名や著者名など販売に結びつきやすいキーワードで検索しているので、そこそこ売れそうです。
※実際のLINE@の規約上はアフィリエイトNGとされています。
ただ、これは直接のアフィリエイトリンクを指すかと思われ、書評やアフィリエイトリンクを含むコンテンツページを送信することは、過剰でなければ問題ないと思われます。(LINE@側に確認を取っていないので、自己責任の範囲でお願いします。ただ、これがNGだとほとんどのWebメディアがLINE@を使えないことになりそうなので…多分大丈夫かと……。すみません、自己責任でお願いします。)
中堅メディア以上であれば可能なマネタイズ
実際問題として、弱小メディアのウチのサイトですと月間1万PV程度の増加なので、月額の5000円コースでトントンといったところです…。
小規模で実践するならお友達数~5000人にあえて抑えつつ、プッシュ配信+bot返信を中心に使ったほうがメリットがありそうです。
中堅以上のメディアさん(月300~1000万PVなど)であれば、配信通数単位で広告枠として販売することも可能そうです。直接クライアントに飛ばすのは規約上微妙かもですが、記事広告のメニューにオプションで追加料金などを設定するなど工夫をすれば規約上もクリアできそうです。
この2016年8月からの料金プラン変更でプロに切り替えるメリットがありそうなのは、お友達をもっと増やせる可能性があったり、純広販売や記事広告販売を行っているメディアさんだと思います。
メリーなどは7万人います。
ウチの規模感が一番微妙なお友達ゾーンに感じます。
そのうち解約するかも……。
その他にもアンケート機能などはメディア運営やコンテンツ作成に役立ちます。
※そこそこ大きいメディアさんならアンケートデータ販売などもマネタイズになるかも??
LINE@お友達の増やし方
基本的には既存運営のサイトにバナー掲載が主となります。スマホのページ上部と下部にバナー掲載していました。
その他にも初期段階でキャンペーンを行って3000人くらい増やしました。
その後は自然増です。
あ、あと配信はけっこう簡単にブロックできます。
ただ、ウチの実績データだと7割残存といったところです。
意外と残ってます。
※LINE@の料金テーブルで指す、有効友達数は上記中央の数字です。
細かいデータや疑問点があればTwitterなどでお気軽にどうぞ!