「ポケストップ」 各省庁の判断で削除要請

「ポケストップ」 各省庁の判断で削除要請
政府は、8日の閣議で、スマートフォン向けのゲームアプリ、「ポケモンGO」で、アイテムを入手できる地点について、中央省庁が管理する施設内で9か所確認され、各省庁の判断で削除要請などを行っているとした答弁書を決定しました。
この答弁書は、民進党の大西健介衆議院議員が提出した質問主意書に対するものです。
それによりますと、スマートフォン向けのゲームアプリ、「ポケモンGO」で、ゲームを有利に進めるためのアイテムを入手できる「ポケストップ」と呼ばれる地点について、「一部の省庁においては、所管の行政財産の管理業務の一環の中で、設置数の実態についての調査を行っている」としています。
そして、今月1日の時点で、海上保安庁が管理する施設の敷地内に2か所、経済産業省の本省庁舎の敷地内に1か所、国土地理院の本院庁舎の敷地内に4か所、総務省や警察庁などが入る中央合同庁舎第2号館の敷地内に1か所、内閣官房が管理する施設の敷地内に1か所の合わせて9か所に、「ポケストップ」が存在することが判明したとしています。
そのうえで、各省庁の判断で削除要請などを行っており、今後とも適切な対処に努めていきたいとしています。