石川県の夏休み親子職場見学は8日、県庁で行われ、職員の子ども15人が父親や母親の仕事を体験し、働く意義を学んだ。
農林水産部里山振興室では、専門員の瀬川徳子さんが長男の温仁君=金沢市兼六小6年=に長期滞在型観光「スローツーリズム」について「地元の人が働き、空いている家も使い、観光客がおいしいものを食べられるから、色んな課題が解決する」と説明した。母親の仕事ぶりに温仁君は「家ではリラックスしているけど、仕事場ではしゃきっとしていた」と話した。
子どもたちは知事室や災害対策本部室、展望ロビーなども見学した。