最近の映画にあえてレトロなVHSのパッケージを作ったアート作品

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巻き戻して返さなきゃ……

主要国内メーカーによるレコーダーの生産の終了が決まったVHS。

映画「スター・ウォーズ」も「バック・トゥ・ザ・フューチャー」もレンタルビデオ店で借りた見た世代としては、なんだか寂しくなるニュースですが(絶対にあの画質に戻りたくはないけれど)、そんな中、あえて最近の映画にレンタル用VHSのパッケージを作るというアート作品が登場しました。

Geeks are Sexyが取り上げた、Steelbergさんの作品の数々をご覧ください。

映画のポスターをそのまま使うのではなく、一からVHS風に作り直して、時代を感じる煽り文だけでなく、ボロボロにした上で、「スタッフのオススメ!」といったシールまで貼られているこだわりっぷりが最高です。

Netflixにて配信中のドラマ「ストレンジャー・シングス」は80年代が舞台ということで、VHSのパッケージと相性ぴったり!

個人的に気に入ったのはこちらの映画「マッド・マックス 怒りのデス・ロード」のパッケージ。よく見ると「オーストラリア版オリジナル音声収録」というシールが貼ってありますが、実は第一作の「マッド・マックス」は、俳優たちがオーストラリア訛りでしゃべっていたため、アメリカでは公開時にアメリカ人による吹き替え版が公開された映画でした。こういう小ネタを拾っているあたりも素敵です。

SteelbergさんのInstagramにはこの他にもたくさんの作品が掲載されています。あなたのお気に入りに作品はVHSパッケージ化されていますか?

source: Instagram via Geeks are Sexy

傭兵ペンギン