基板に直接ヘッドフォンを挿して聞く、超1bitなアルバム

基板にヘッドフォンを挿して聞くアルバム

モノ感の極致。

ニューヨークのコンテンポラリー/サウンドアーティストTristan Perichが2005年にリリースした「1-BIT MUSIC」というアルバムをご存じでしょうか?

これはCDケースの中に電子回路を組み込んだアルバムで、当時の携帯音楽プレイヤー風潮においては文字通り裸一貫な実験的作品でした。

そんな1bitサウンドの遺伝子を受け継いだ新作「Noise Patterns」が2016年7月22日にリリースされています。基板に回路がビルトインされており、ヘッドフォン端子を直接ブっ挿して聞くアルバムです。

基板アルバム正面

実際にヘッドフォンを挿したところ

モノ感あふれるルックス

こんなナリでも合計収録時間は2分、全6トラック入りのれっきとしたアルバムです。なお、SoundCloudでアルバムに収録されているタフなノイズミュージックを試聴できます。

タワーレコードAmazonでも販売されているので、1bitミュージックの世界に入門してみたい方は手に取ってみてはいかがでしょうか。

source: Noise Patterns, 1-Bit Music, SoundCloud, Tower Records, Amazon

ヤマダユウス型