イチローがメジャー3,000本安打を達成! 努力する天才の陰にあったテクノロジーはポケモンGOにも登場していた…?

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テンション上がりましたね!

イチロー選手がメジャー通算3,000本安打を達成しました。いままでに29人しか達成していないこの記録を、日本で過ごした9シーズンがありながらも成し遂げたイチロー選手。イチロー選手といえば、道具を“体の一部”として扱うこだわりもよく知られている一方、ケガの少なさも特筆すべき点となっています。

そんなイチロー選手の“カラダ”に一役買っていた「もうひとつのユニフォーム」があったそうなんです。

「人間の能力を前に進めてくれる、という可能性を感じた」

「運動するとき、かかせない存在になっています」

そうイチロー選手が語る「CW-X」は、ワコール人間科学研究所が、「テーピングの原理」と女性用下着の「ガードルの技術」を組み合わせ、カラダを動かすときのストレスや関節を安定させ運動時に筋肉疲労を軽減し、動きやすくするために開発されたコンディショニングウェア。

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実は2002年以降、ワコールでは毎年イチロー選手の体型計測を行なっており、2012年からは3次元計測も実施しているそう。3次元計測の結果を分析し、どのような変化があったのかを本人に伝えるだけでなく、体型模型を3Dプリンターで出力し、立体的に体型がわかるようにしているんだとか。

イチロー選手の体型模型! いちど見てみたい。

体型計測によると、イチロー選手は正面から見た時の印象と横から見た時の印象がかなり異なり、ヒップ・ふとももの後ろの筋肉が非常に発達しているそう。それに加え、今年のイチロー選手は胸まわりおしりまわりのサイズが近年5年間の中で最も大きいとのこと。

肩甲骨まわり、骨盤まわりは力を生み出す部位であり、この部位が42歳の今でもなお発達していることは、加齢変化という観点では驚きであり、それが高いパフォーマンスを維持している要因になっているのではないか、とワコール人間科学研究所は分析しています。

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今、ぼくたちギズモード編集部はポケモンGOに夢中なわけですが、実はポケモンGOで登場するウィロー博士にCW-Xを履いている疑惑もささやかれています。

確かにポケモンGOは足を酷使するゲーム。博士ともあろう方ならポケモン探しにおけるコンディションづくりにも余念がないでしょうから、CW-Xを履いていたとしても不思議ではありません。奇しくもワコールと任天堂は同じ京都に本社を置く企業。これを偶然ではないと思うのは考えすぎでしょうか。

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ぼくたちもCW-Xを履いてコンディションを整えながら、ポケモン探ししたいと思います。

source: イチロー選手特集|CW-X

(松葉信彦)