パスワード管理ツールを一元化するオープンソースプロジェクト「Open YOLO」、DashlaneとGoogleが提携

　Dashlaneは4日、さまざまなアプリからパスワード管理ツールへのアクセスを可能にするオープンソースプロジェクト「Open YOLO（You Only Login Once）」のAndroid向けAPI開発で、Googleと提携することを発表した。

　Dashlaneは、パスワード管理ツール「Dashlane」を提供する米国の企業。生体認証機能などを利用したオンライン認証技術の標準化団体である「FIDO Alliance」の定める2要素認証に、2016年初めにパスワード管理ツールとして初めて対応している。

　Open YOLOで提供されるAPIにより、対応するパスワードマネージャーにログインしていれば、パスワードマネージャーが管理しているアカウントの対応アプリに追加認証せずにそのままログイン可能になるという。また、Open YOLOの専用アプリも開発される予定。

　Open YOLOへは、Dashlane以外のパスワード管理ツール提供ベンダーも参加する予定とのこと。