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山口組系幹部が死亡、室内に消火剤 事件の可能性 千葉

朝日新聞デジタル 8月8日(月)11時38分配信

 千葉市緑区誉田(ほんだ)町1丁目の住宅で7日午後8時半ごろ、男性が死亡しているのを、訪ねてきた女性が見つけて千葉県警に届けた。捜査関係者によると、遺体はこの家に住む指定暴力団山口組(本部・神戸市灘区)の2次団体幹部の佐藤武組員(51)で、室内には消火剤がまかれていた。県警は事件に巻き込まれた可能性もあるとみて調べている。

 捜査関係者によると、佐藤組員は山口組の直系組織で2次団体の岸本組(神戸市中央区)幹部で、3次団体の組長でもあった。室内で仰向けに倒れており、目立った外傷はなく、腐敗が進んでいたという。県警は司法解剖をして死因などを調べる。

 現場はJR外房線誉田駅から北西に約1・2キロメートルの住宅街。現場の北東約80メートルには千葉市立誉田中学校がある。

朝日新聞社

最終更新:8月8日(月)11時38分

朝日新聞デジタル