現在、携帯市場はスマホが主流になっています。
スマホの登場以来、ジワジワとシェアを落としてきたガラケーですが、いまだ根強い人気を誇っています。
その理由として、「メールと電話だけできればいい」「スマホはどんなに料金プランを安く設定したとしても、ガラケーの料金に比べたら高額だ」「片手でメールできるのが便利」「電話しやすい」「ネットの閲覧はパソコンやタブレットでできる。携帯にまでパソコンのような機能は必要ない。」などが挙げられます。
メールと電話はガラケー、ネットはタブレットを利用というユーザーも多いと聞きます。
今回は、ガラケー派の皆さまの為にお得な3社電話料金の比較情報をお届けします。いずれも通話料金+定額パケットプランを設定した場合で計算しました。
ソフトバンク
【ホワイトプラン:934円+S!ベーシックパック:300円+パケットし放題S:372円
合計1606円】
通話は、ソフトバンク同士の通話ならば料金が発生しませんが、それ以外の相手先への通話料は別途必要になります。また、パケット定額の上限額は4200円です。通話料やデータ通信料に関しては、知らず知らずのうちに使いすぎていたということにならないよう注意が必要です。
au
【プランEシンプル:743円+EZWINコース:300円+ダブル定額スーパーライト:372円、合計で1415円】
こちらにも無料通話分は含まれておらず、au同士の通話も無料ではありませんので、通話した分の通話料がかかります。
また、ソフトバンク同様、パケット定額の上限額は4200円なので、こちらもまた通話料、データ通信料に注意が必要です。
ドコモ
【バリュープランSS:934円+iモード:300円+パケホーダイダブル:372円、合計:1606円】
バリュープランSSには1000円分の無料通話がついていますが、ドコモ同士の無料通話はなく、かけた分だけの通話料がかかります。また、ソフトバンク、au同様にパケット定額の上限額は4200円です。
ガラケーの将来
以上の通り、単純計算で一番安いのはauの1415円でした。
しかし、これはあくまでも必要最低限しか電話をかけず、ネットもしない方に限っての情報です。ある程度通話が発生するなら、どのキャリアでも無料通話分がついているプランを利用する方がお得になります。
最後に、ガラケーユーザーにとっては残念なニュースの紹介です。2015年4月に、ガラケーの生産を2017年以降中止にするという報道がされました。ガラケーの生産を終了しても使用ができなくなるという事ではなく、修理等のサポートも今後しばらく継続されます。
しかし、auのソフトバンクの両社は、近い将来には3Gを廃止したいという意向があるようです。3Gにしか対応していないガラケーでは、物理的にはネット通信をする事は不可能になるという事です。
ガラケーの代わりに、スマホの機能を搭載しLTEを利用した「ガラホ」が登場しています。
今現在は、ガラケーのような安価なプランはありませんが、ガラケーが無くなる頃には安く利用できるプランも登場するかもしれません。