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保田選手(水球男子)ファイト 富山でパブリックビューイング

日本チームが得点を挙げて盛り上がる来場者たち=富山市住友町公民館で

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得点に地元盛り上がり

 賢也君ファイト−。七日未明にあったリオデジャネイロ五輪水球男子日本−ギリシャ戦で、日本代表の富山市住友町出身の保田賢也選手(27)=ブルボンウォーターポロクラブ柏崎=を応援するパブリックビューイング(PV)が同町公民館で開かれた。

 水球のルールと見どころを紹介する手作りポスターや、ガッツポーズする保田選手の等身大パネルが飾られた会場には、保田選手を幼いころから知る地元住民ら約四十人が来場。試合は序盤から一進一退の攻防が続き、日本が好守を見せたり、得点を決めたりするたびに「よし」と応援も熱を帯びていった。

 第3ピリオド(P)に保田選手がゴールを決めて5−4と勝ち越すと、会場の盛り上がりは最高潮に。保田選手が画面にアップで映ると、来場者たちは「賢也だ!」と歓声を上げ、拍手やハイタッチで喜んだ。日本は第3Pを終えて3点リードしたが、最終第4Pに十三大会連続出場の強豪ギリシャの猛反撃を受け、7−8で逆転負けした。

 保田選手の父俊則さん(57)のいとこで、家が隣同士の竹田ちか子さん(56)は「賢也は子どものころから、ここぞの場面で結果を出してくれる。最後までいい試合だったから、次は勝てると思う」と巻き返しに期待した。PVを企画した一柳克己町内会長(63)は「賢也君のシュートのおかげで盛り上がれた。日本が決勝トーナメントに出たら、またみんなで応援したい」と意気込んだ。 (杉原雄介)

 

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