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夏祭りで15人けが、 “火炎瓶”投げた男「祭りうるさい」

TBS系(JNN) 8月8日(月)13時5分配信

 東京・杉並区の夏祭りの会場で、火炎瓶のようなものが投げ込まれ15人がけがをした事件で、火炎瓶のような物を投げ込んだとみられる男が「祭りがうるさい」と知人に話していたことが分かりました。

 この事件は7日夜、杉並区の夏祭りの会場で沿道の住宅から火炎瓶のような物が投げ込まれ、1歳の女の子を含む男女15人がやけどやガラス片が刺さるなどのけがをしたものです。

 火炎瓶のような物を投げたとみられる60代の男は住宅の中で首をつった状態で見つかり、8日未明、死亡しましたが、その後の取材でこの男が「祭りがうるさい」などと知人に話していたことが分かりました。

 「うるさいから怒っているときはありますけど。祭りのたびにね」(男を昔から知る男性)
 「(毎年?)そうそう」(男を昔から知る男性)

 警視庁は男が祭りへの不満を募らせていた可能性があるとみています。また、投げ込まれた火炎瓶のような物は合わせて6つで、液体が入ったビンにガスバーナーのような物が粘着テープで巻きつけられた物もあったということです。

 警視庁は、殺人未遂事件として8日朝から現場検証を行うなど詳しく調べています。(08日11:24)

最終更新:8月8日(月)14時5分

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