ご自宅や事務所で複数のパソコンを接続してネットワークを組むものにスイッチングHUBがあります。
このスイッチングHUB、とても安価なので、ルーターの子供として配線を組むのに必須となっています。
最近、私のお客様で立て続けにこのスイッチングHUBの故障(寿命)でインターネットやネットワークに繋がらなくなったというトラブルがありました。
パソコンやルーターに大きく変わったところが無く、ウイルスにやられた雰囲気もなく、
ルーターやモデムを再起動してもネットに繋がらない場合、このスイッチングHUBを疑ってみてください。
※かなり使い込まれたスイッチングHUB(記事の内容と写真の商品との関連性はありません
スイッチングHUBのランプは、
・通電ランプ(LINK)
・速度ランプ(10MB/100MB/1000MB)
・コネクションランプ
と3つあるのが普通です。
(最近のものには通電ランプとコネクションランプが一つになったものもあります)
そのポートにLANケーブルを差し込むとコネクションランプが点灯し、速度ランプが通信速度を表します。
そして、データーが行き来するとLINKランプが点滅します。点灯時はデーターが流れていないと言うことです。
ところが、このスイッチングHUB、故障時にランプが消えてくれるとわかりやすいのですが、
時々ランプがちゃんとついているのに通信しない(LINKランプが点滅しない)・・・ということもあります。
このとき、このスイッチングHUBが故障しているという判断が非常に難しいです。
表面上は全く正常にしか見えないので。
これがスイッチングHUBの故障がやっかいな理由です。
どっこも悪くないように見えるのになんでネットに繋がらないんだぁ~
・・・となるのです。
以前、私が販売店勤務時でサポートの責任者をやっていたとき、とあるメーカーの責任者に聞いたことがあります。
「スイッチングHUBは980円のものもあれば、企業用では10万円するものもある。この差は何なのですか?」
と。そうしたらいただいた答えが、
「耐久性です」
でした。
市販の家庭用スイッチングHUBの場合、部品であるコンデンサーの想定寿命をなんと3年に設定しているのだそうです(10年ぐらい前に聞いた話です)。
だから安いのだと。
これを企業用のスイッチングHUBの用に耐久を10年以上にすると値段も一気にあがるのだと。
連発しているお客様のスイッチングHUB故障をみると、最近この言葉に納得しています。
3年というのは大げさでしょうが、安いものは5年ぐらいがスイッチングHUBの寿命と考えるとよいかもしれません。
そういえば、HUBなんて事務所に導入してから変えてないなぁ・・・
という皆様、そろそろスイッチングHUBの寿命の時期かもしれませんよ。
お値打ちなのですから、電球を変える気持ちで、スイッチングHUBも定期的に交換しておくとよいかもしれません。
常に電源を入れておかないといけない機器なのですから・・・・
あと、もしGigaHUB(1000MB)に変えるなら、今まで使っているLANケーブルがGigaに対応しているかも確認しましょう。
速度ランプで確認できます。
せっかくのGigaHUBにしたなら、ケーブルもGiga対応にして、快適な通信環境にいたしましょう。
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