ひらめきの月曜日 2016年8月8日
 

グミを溶かしてクリープを入れるとハイチュウが出来る

自作ハイチュウ。グミとクリープから作れます。
自作ハイチュウ。グミとクリープから作れます。
チューイングソフトキャンディのハイチュウ。柔らかく粘りのある食感が特徴です。このハイチュウ、家で作れます。

材料は柔らかく弾力のあるグミキャンディーと、コーヒーに入れる粉末ミルクのクリープ。この二つでハイチュウが出来ます。

特殊な道具は要りません。家に有るもので簡単に作れます。作り方も簡単です。幾つか作ってみました。
1972年生まれ。体力系、料理系の記事を多く書いています。ライター以外に日本酒と発酵食品をメインにした飲み屋も経営しています。利き酒師で、元機械設計屋で元プロボクサー。ウルトラマラソン走ります。米の飯と日本酒が有れば大体なんとかなります。
> 個人サイト 酒と醸し料理 BY 親父弁当

溶かして、混ぜて、固めるだけ

グミとクリープ。近所のスーパーやコンビニで手に入るこの2つでハイチュウを作ります。作り方を説明していきます。
近所のコンビニで買ってきたグミとクリープ。
近所のコンビニで買ってきたグミとクリープ。
用意する材料はグミとクリープ。あと、粉砂糖も使います。道具類は金属のボウル。お湯を沸かす鍋。オーブンシートなど食材が貼りつかない紙やフィルム。混ぜる為のスプーン。これだけです。
ぶどう味を選択。
ぶどう味を選択。
まずグミを溶かします。ボウルに適当な量のグミを入れます。グミは砂糖などでコートされていない物を使ってください。
湯煎でゆっくり均一に溶かします。
湯煎でゆっくり均一に溶かします。
鍋で湯を沸かします。お湯が沸いたらボウルを浮かべてグミを溶かしていきます。
多く入れ過ぎるとミルクの香りが強くなりすぎるので程々に。
多く入れ過ぎるとミルクの香りが強くなりすぎるので程々に。
グミが全部溶けたらクリープを入れます。入れる量は溶けたグミと同量か、少し少ないぐらいでよいです。
混ぜる時にお湯で火傷しないように注意してください。
混ぜる時にお湯で火傷しないように注意してください。
クリープを入れたら湯煎したまま、均一に混ざるまでよく混ぜ合わせます。ボウルを押さえながらでないと混ざらないので、火傷に注意しながらしっかり混ぜ合わせます。
かなり粘ってベタつきます。
かなり粘ってベタつきます。
混ざったら、熱いうちにオーブンシートの上に乗せます。なるべく一か所に固まるように乗せてください。
白桃味を選択。白い透明なタイプがいいです。
白桃味を選択。白い透明なタイプがいいです。
ハイチュウは中心の白い部分と、外側のフレーバー別の色がついた部分があるので、白い部分もグミから作ります。透明で色が薄く、フレーバーも穏やかなグミを選びます。
中と外のハイチュウ。
中と外のハイチュウ。
同じ様に湯煎で溶かし、クリープを入れてよく混ぜ合わせてからオーブンシートの上に乗せます。

ここまで出来たらこの二つを冷凍庫に入れてよく冷やします。
冷凍庫でしっかり固まらせるとオーブンシートから綺麗にはがれます。直ぐに粉砂糖を全体にかけます。
冷凍庫でしっかり固まらせるとオーブンシートから綺麗にはがれます。直ぐに粉砂糖を全体にかけます。
この時点ではハイチュウよりもかなりかたく固まり、表面がベタついています。粉砂糖を全体にかけてベタつきをとります。
温度があがると柔らかくなるのと共にベタつくので手早く成形。
温度があがると柔らかくなるのと共にベタつくので手早く成形。
しばらく置いておくと徐々に柔らかくなってくるので、白い方を棒状に。紫の方を平たく伸ばします。
ベタついてきたら再度粉砂糖をかけて扱いやすくします。
ベタついてきたら再度粉砂糖をかけて扱いやすくします。
棒状に伸ばしたものを巻きこんで1本にしたら、転がしながら馴染ませていきます。
形を気にしなければこのままでもOK。
形を気にしなければこのままでもOK。
馴染んで1つになったら形を整えます。板か何かを使い、四角く形を作ります。
いきなり強く押すと割れるので、少しずつ押して形をつけます。
いきなり強く押すと割れるので、少しずつ押して形をつけます。
形が出来たら再び冷凍庫に入れて固めます。しっかり固まったら切り分けます。
硬く粘りもあるので手を切らないように注意して切り分けてください。
硬く粘りもあるので手を切らないように注意して切り分けてください。
切り分けた物を今度は冷凍ではなく、冷蔵庫にしばらく入れておけば適度に柔らかくなり、自作ハイチュウの出来上がりです。
久しぶりに食べたら昔よりも味が良くなっている気がした。
久しぶりに食べたら昔よりも味が良くなっている気がした。
今回の自作ハイチュウでは外側にぶどう味のグミを使ったので、比較としてハイチュウグレープを用意しました。
本物のハイチュウはもっと鮮やかな色でサイズも一回り小さかった。でも味と食感は大体同じ。
本物のハイチュウはもっと鮮やかな色でサイズも一回り小さかった。でも味と食感は大体同じ。
自作ハイチュウはやや色が黒く、一回りほど大きくなってしまいましたが、食べてみると本物のハイチュウと同じような独特の柔らかさと粘りがあります。ぶどうの味とともに、わずかにミルクを感じるような風味も大体同じです。

本物と比べると少し柔らかく、温度が上がると手にベタついてきます。しかし、ほぼハイチュウと同じと言ってもいいぐらい、風味や食感が似ています。
自作も、本物もうまいです。
自作も、本物もうまいです。
どうしてこんな事になるのか。材料を見比べてみるとその理由が見えてきます。


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