時をかける少女(ドラマ)第5話(最終回)&全話見た感想!アニメ版との比較も

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ドラマ版、「時をかける少女」の第5話と全話を見た感想を書いていきます。

元々はかなり前の作品なのに、いろんなメディアで扱われるようになり。

ついにドラマ化されたことで、再度注目された時かけですが。

ついに終了してしまいました。

今回は、最終回の第5話と、全体をみた感想を書いていこうと思います。

ネタバレ要素があるので、ご注意を。

 

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時をかける少女第5話の感想

未羽はちょっと成長したかな

第1話の段階で未羽は、ちょっと独善的な性格でした。

これまで力を入れていた部活を故障で引退しなくてはならなくなり、そのもやもやを晴らすことができなかったんでしょうけど。

自分の感情を優先させるタイプになっていましたね。

大西さんのアイドルデビューの機会をつぶしたり。

吾郎の告白をなかったことにしたりしたりしてましたから。

 

でも、その後、いろんな経験をつんだことで、ちょっと成長していきますね。

翔平が長生きできないとわかったとき、未羽は翔平を未来に帰す努力をしますが。

送り返すときに号泣していたんですよね。

以前の未羽でも、未来に送り返すことはしていたと思います。

だって、第1話のとき、翔平が怪我しないようにタイムリープ使ったりしてたから。

でも、以前の未羽なら、こんな号泣しなかったと思うんです。

号泣するには、心から打ちこんだり、熱中したりするものなんかが必要ですが。

表情自体はコロコロ変わっても、心はすごく冷めていて、そういう状況からかなり遠いところにいましたからね。

まぁ、そもそもなんも成長していなかったら、翔平と付き合うこともなかったでしょうけど^^

 

翔平はなんで泣いたんだろう?

未羽は、未来に帰ろうとしない翔平を帰すためにタイムリープして、自分に恋していない時期に戻ります。

その際、これからあることをアルバムを見せながら翔平に語っていくのですが。

未羽が泣くのはわかりますが、なんで翔平も泣いたんだろう?

これがよくわからないんです。

 

翔平って、未羽といることで、恋を学び、感情を培っていきます。

でも、それまでは未来人らしく、恋は不合理なものと思っていたはずなんですけど。

感情を培う前の翔平には、恋は理解できないし、ましてや泣くなんてできないはず。

泣くのはタイムリープする前の翔平でもできてませんでしたし。

 

なので、なんで翔平が泣いたのかがよくわからなかったんですよね。

 

吾郎の問題は残ったまま

というわけで、翔平はいなかったことになり、また未羽の記憶は翔平がもっていったわけですが。

なぜか写真をがんばることだけは、忘れてなかった未羽。

そのために、吾郎はまた未羽に振られる形になるでしょう。

明言自体はされてませんでしたが。

最後の未羽の表情みる限り、多分そう。

 

そうしたら、吾郎わけがわからないでしょうね。

前は、翔平のことが好きだからといった明白な理由がありましたが。

今回は翔平なんて知らないし、未羽もきっと明白な理由を思いつかないでしょうから。

しいていうなら、受験勉強ぐらいでしょうか。

でも、諦められるような理由じゃないし。

 

なんか、また大学行かない騒ぎが再発しそうだし。

そうはならなくても、大学に行った未羽に彼氏ができたら荒れちゃいそう。

翔平がいた時には、ちゃんと解決できた吾郎の感情が、タイムリープで無かったことになってしまったので。

そのまま問題として残ってしまった形になってますからね。

 

ドラマ「時をかける少女」全話を見た感想

土曜9時のドラマを意識しすぎ

ここから、全体の感想なんですが。

なんというか、「時をかける少女」を土曜9時のドラマを意識しすぎという風に感じました。

1話につきいくつかのエピソードが用意され、各話のほとんどの時間は、それらのエピソードの解決に使われる。

そして、メインストーリーに使う時間は少なめ。

展開の雰囲気も、土曜9時のドラマな感じになっている。

ただ、話数を減らして放送したといった感じなんです。

 

「時をかける少女」は、それ自体コンテンツとしてしっかりしていますし。

放送されている時間帯の視聴者を考えると、仕方がないところはあるとしても。

でも、あんまり土曜9時を意識したつくりにならなくても良かったんじゃないかと思ってしまいますね。

話数自体非常に少なく、それだけでも普通のドラマと違うわけなんですし。

 

全体的に駆け足でちょっともったいない

そういった風に作ったため、ドラマ版「時をかける少女」は、全体的に駆け足に感じました。

時間が短いのに色々盛り込むから、1つ1つの描写があっさりに感じるというか。

第5話で言えば、翔平が未来人とわかったとき。

翔平が実の子どもではないとわかったときなどは。

葛藤があったり、悩んだりしてもよかったと思うんですよね。

なのに、すぐに受け入れて、あっさり話が進みますから。

 

逆に、土曜9時からのドラマらしく入れられていた三浦さんと家族の別れや、第2話の過去の女の子の話、文化祭の話なんかは、もっと短くできたんじゃないかなと思ってしまいますね。

未羽の成長に必要不可欠なものもありましたが。

全部使う必要もないですしね。

 

せっかく映画やアニメなどよりも、ずっと時間があったんですから。

こういったエピソードを減らして、もっと時間があれば、かなりメインストーリーを掘り下げられたはず。

それをしなかったのは、ちょっともったいなかったです。

 

アニメ版「時をかける少女」の方が好きかな

「時をかける少女」のアニメ版と今回のドラマ版を比べたとき。

どちらが好きかと聞かれたら、アニメ版と答えます。

時間自体は短く、余計なエピソードは入っていませんが。

あのぎゅっとつまった感じの方が好みだからです。

また、すごく夏を感じさせてくれますし。

 

でも、ドラマ版の方が好きという方も、絶対にいるはず。

普段土曜9時のドラマを楽しみにしている人にとっては、かなり見やすかったと思うでしょうし。

やっぱり「時をかける少女」は、実写でこそだよという人なんかもいるでしょうから。

そうった人たちは、アニメ版よりもドラマ版を好むでしょうね。

 

そう考えると、今回のドラマ版は、結構好みが別れそうな感じになってますね。

 

終わりに

というわけで、ドラマ版「時をかける少女」は終わってしまいましたね。

5話だとあっという間です、

特に、全6話だと思っていた身としては^^

 

このブログでは、ひたすら吾郎を応援してきましたが。

残念ながら、吾郎は恋は実りませんでしたね。

頑張ってほしかったんですけどねー。

ただ、大学入った後とかなら、ワンチャンあるはず^^

案外、吾郎にとっては、これからが本番になるかもしれませんね。

以上、ドラマ版「時をかける少女」の第5話と全話を見た感想でした。

 

見逃してしまった方は、Huluの無料視聴で試してみてください。

ただ、この記事は、記事作成時の情報をもとに作成しています。

掲載が終了している可能性もあるので、以下の公式HPでご確認ください。

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