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1月11日に、蒼猫の巣ゲームオブザイヤー2014のニコ生がありました。
ここでは、ニコ動にボードゲーム動画を投稿している方を中心に、2014年に初めて遊んだゲームでの各自のベスト3の発表がありました。
一応、自分も動画を投稿してるので、自分のベスト3を選ばせてもらったのですが、いいゲームがたくさんあって悩んだので、みんなが挙げないであろうトランプゲームを3つ選んでみました。
以下、選んだトランプゲームとその短評です。
手札を使ってビッドを行うので非常に難しいのですが、それがなんとも悩ましく、また、成功したときの嬉しさも大きいです。
5本のきゅうりの親戚。
複数枚リードが出来るので、5本のきゅうりより派手な展開が多くて楽しいです。
トリックの途中でノックをすると、他の人は勝負に残るかチップを払って降りるか選択するというのが変わってます。
最後のトリックをとるか、全員を降りさせれば勝ちですw
ノック合戦になって笑えますw
・・・ということで、全部トリックテイキングなのですが、それぞれ毛色の違った3つを挙げてみました。
ベースとなるシステム自体は同じなのに、工夫次第でいろんなゲームになるというのがトリテの面白さの一つですね。
99はビッド系のトリテ(ウィザードやスカルキングなどが有名)を遊び慣れてないと難しいですが、22やツーペンは、トリテの中では変態的ではあるものの(笑)、そこまで分かりにくいわけではないので、トリテ初心者にもオススメです。
ちなみに、22は動画も作ってあるので、よかったら見てやって下さいw(宣伝)
***
ちなみに、他にも候補がいろいろあって迷ったのです。
なので、以下でちょっと紹介していきたいと思います。
日本でよく知られてるポーカーとは違って、
・全員手札は2枚
・場に全員が共通して使えるカードが5枚ある
・手札+共通して使えるカードの7枚中5枚で役を作る
となっているため、お互いの手の読み合いがシビアになってます。
また、上手くベットすることで、相手を下ろさせたり、収益を増やしたり出来るというのも重要ですね。
分かってくるとかなり楽しいですよ。
偶数人専用の、軽い、けど意外と考え所がある、楽しいゲームです。
ちょっとした時間合わせのときにめちゃくちゃ重宝しましたw
ルールは以下のとおり:
[用具]
トランプ1組(52枚)(4人の場合、2〜6を抜いて32枚にした方がいい)
[準備]
トランプをよくシャッフルし、裏向きのままテーブルに円形に広げる。
そして、円形の内側を捨て札置き場とする。
[勝利条件]
終了時に手札が一番少ない人の勝ち。
[手順]
0. スタートプレイヤーを適当に決める。
1. 手番のプレイヤーは以下のいずれかを行う:
(1a)
裏向きのカードから1枚を選んで、表にする。
もしスートの色(黒/赤)もしくはランクが捨て札の一番上と同じ場合、表にしたカードと捨て札を全て手札に加える。
そして、手札から好きなカードを1枚選び、表向きで捨て札にする。
(1b)
捨て札の一番上のカードに対して、スートの色(黒/赤)もランクも同じでないカードを手札から1枚選んで、表向きで捨て札にする。
2. もし裏向きのカードがなければ、ゲーム終了。そうでなければ、手番が左に移る。
ね、簡単でしょw
けど、やってみると分かるのですが、「偶数人専用」というのが凄くいい味を出しているのです。
iOSで出来るのですが、一時期は暇さえあればやってました。
「トリックを取れば取るだけいい」というわけではなく、「自分で取れるトリックを予測し」「それにピッタリ合わせられるように調整する」というのが、本当にいいです。
これは、相場を読んで上手く場をコントロールするという、競りに通じるものがあったのが大きいかもしれません。(自分は競りゲー大好き)
なお、ほぼトランプのウィザードに対して、もうちょいオシャレ?なコンポーネントになったスカルキングも2014年はけっこう見かけましたね。
いやぁ、楽しいゲームでした。
3人でトリテをやるなら、これか99がオススメです。
他の人にトリックを上手く取らせて、点数をガクッと下げる感じが堪りませんw
ちなみに、4人以上でも普通に楽しいです。
ちょっとコントロールが効きづらくなるので、パーティーゲーム寄りになる感じです。
ということで、誰かお風呂でルイスをやる動画を作ってw
もうちょいマジメに紹介すると、サークル倦怠期さんの出されたトリテで、他人の手札は見えるけど、自分の手札は見えない(スートと強弱だけ分かる)というのが非常に面白いアイディアですね。
ただ、これくらいのユルさの方がゲームをしてて楽しいですね。
酔いどれ猫のブルースもいいゲームなんですけど、カツカツ過ぎてキツいのです(^^;
欲しいんだけど、売ってないんですよねぇ。
手札を出し切ったら得点計算に入ることから、「大富豪みたいなゲーム」(=ゴーアウト系)とよく言われてましたが、個人的には攻撃要素のあるラミー系(麻雀の仲間)と思ってます。
というのも、本質的には手札の改善なんですよね、これ。
まぁ、これについてはそのうち語りたいかなと思います。
シンプルなルールでいながら、本当によく出来てるんですよね。
チップを引き取れば数字を大きく出来て、パスするとチップを返していけるというアイディアで、大富豪がここまで面白くなるとはという感じです。
これはホントに面白いですね。
年初に初めてプレイして以来、楽して何度か遊ばせてもらっています。
どの馬に賭けるのかという駆け引きも楽しいですし、そのあと、レースで実際に馬を走らせるときの駆け引きも絶妙です。
ただ、実際にやってみるとそこまで複雑なわけではなく、気楽に楽しめます。
めちゃくちゃ悩ましいですけどw
そして、何より目を引くのが特殊なタワー。
ここにキューブを入れて、出てきたキューブでアクションの幅が決まるのですが、タワーの途中に引っかかりがあって、それでランダム性が生まれるんですね。
このギミックは必見です。
ルールもすごくシンプルで、それでいて、競りの要素も、陣取りの要素も、余すことなく機能しているのが本当に素晴らしいです。
もう、ジレンマの連続ですよw
ボードの視認性がちょっと良くないというのはありますが、そのマイナスを差し引いても、素晴らしいゲームだと言えますね。
***
ということで、どれを挙げようか、ホントに迷ったんですよね。
であるならば、もういっそトランプ枠にしようかとw
実際、3つとも、なんなら1日中プレイしててもいいかなと思えるくらいにいいゲームだと思ったので。
(他にも1日中プレイしててもいいかなと思えるのは、テキサスホールデムとウィザードくらい? まぁ、他のゲームは1回やるとそれだけでかなり満足感が得られてしまうせいもありますが。)
ゲーム会ではほとんどプレイされないトランプのゲームですけど、いろいろなアイディアが詰められてるというのは他と変わらないので、ぜひもっと遊ばれて欲しいと思いますね。
ここでは、ニコ動にボードゲーム動画を投稿している方を中心に、2014年に初めて遊んだゲームでの各自のベスト3の発表がありました。
一応、自分も動画を投稿してるので、自分のベスト3を選ばせてもらったのですが、いいゲームがたくさんあって悩んだので、みんなが挙げないであろうトランプゲームを3つ選んでみました。
以下、選んだトランプゲームとその短評です。
一位:99
ビッド系のトリテ。手札を使ってビッドを行うので非常に難しいのですが、それがなんとも悩ましく、また、成功したときの嬉しさも大きいです。
二位:22
最後のトリックをとっちゃいけないトリテ。5本のきゅうりの親戚。
複数枚リードが出来るので、5本のきゅうりより派手な展開が多くて楽しいです。
三位:ツーペン
ギャンブル系トリテ。トリックの途中でノックをすると、他の人は勝負に残るかチップを払って降りるか選択するというのが変わってます。
最後のトリックをとるか、全員を降りさせれば勝ちですw
ノック合戦になって笑えますw
・・・ということで、全部トリックテイキングなのですが、それぞれ毛色の違った3つを挙げてみました。
ベースとなるシステム自体は同じなのに、工夫次第でいろんなゲームになるというのがトリテの面白さの一つですね。
99はビッド系のトリテ(ウィザードやスカルキングなどが有名)を遊び慣れてないと難しいですが、22やツーペンは、トリテの中では変態的ではあるものの(笑)、そこまで分かりにくいわけではないので、トリテ初心者にもオススメです。
ちなみに、22は動画も作ってあるので、よかったら見てやって下さいw(宣伝)
***
ちなみに、他にも候補がいろいろあって迷ったのです。
なので、以下でちょっと紹介していきたいと思います。
<トランプ枠>
実は、トランプのゲームでも他にも挙げたいゲームがいくつかありました。テキサスホールデム
ポーカーの一種で、最近流行ってるのはこのタイプです。日本でよく知られてるポーカーとは違って、
・全員手札は2枚
・場に全員が共通して使えるカードが5枚ある
・手札+共通して使えるカードの7枚中5枚で役を作る
となっているため、お互いの手の読み合いがシビアになってます。
また、上手くベットすることで、相手を下ろさせたり、収益を増やしたり出来るというのも重要ですね。
分かってくるとかなり楽しいですよ。
ぶたのしっぽ
トランプを使った同名のアクションゲームの方が有名なようですが、これはちょっと違います。偶数人専用の、軽い、けど意外と考え所がある、楽しいゲームです。
ちょっとした時間合わせのときにめちゃくちゃ重宝しましたw
ルールは以下のとおり:
[用具]
トランプ1組(52枚)(4人の場合、2〜6を抜いて32枚にした方がいい)
[準備]
トランプをよくシャッフルし、裏向きのままテーブルに円形に広げる。
そして、円形の内側を捨て札置き場とする。
[勝利条件]
終了時に手札が一番少ない人の勝ち。
[手順]
0. スタートプレイヤーを適当に決める。
1. 手番のプレイヤーは以下のいずれかを行う:
(1a)
裏向きのカードから1枚を選んで、表にする。
もしスートの色(黒/赤)もしくはランクが捨て札の一番上と同じ場合、表にしたカードと捨て札を全て手札に加える。
そして、手札から好きなカードを1枚選び、表向きで捨て札にする。
(1b)
捨て札の一番上のカードに対して、スートの色(黒/赤)もランクも同じでないカードを手札から1枚選んで、表向きで捨て札にする。
2. もし裏向きのカードがなければ、ゲーム終了。そうでなければ、手番が左に移る。
ね、簡単でしょw
けど、やってみると分かるのですが、「偶数人専用」というのが凄くいい味を出しているのです。
<トリックテイキング枠>
2013年に「スリートリックス」や「パリティ」でトリテの面白さを知ったのですが、それもあって、2014年はいろいろなトリテを遊びました。ウィザード
トリテに本格的にハマったのは、ウィザードの影響がめちゃくちゃデカいです。iOSで出来るのですが、一時期は暇さえあればやってました。
「トリックを取れば取るだけいい」というわけではなく、「自分で取れるトリックを予測し」「それにピッタリ合わせられるように調整する」というのが、本当にいいです。
これは、相場を読んで上手く場をコントロールするという、競りに通じるものがあったのが大きいかもしれません。(自分は競りゲー大好き)
なお、ほぼトランプのウィザードに対して、もうちょいオシャレ?なコンポーネントになったスカルキングも2014年はけっこう見かけましたね。
バス・シュティッヒ
トリテといえば、カードが配られて、他の人の手札を推測しながら、そのカードでいかに上手いことやるかというのが重要なわけですが、バス・シュティッヒはその手札を全員が見える状態で構築していくというのがまず変態で、そのときにも仮想的なトリテを行ってどれが切り札か推測していくようにするというのも変態wいやぁ、楽しいゲームでした。
ダビデとゴリアテ
これもちょっと変わったトリテなんですけど、3人戦がめちゃくちゃ面白いですね。3人でトリテをやるなら、これか99がオススメです。
他の人にトリックを上手く取らせて、点数をガクッと下げる感じが堪りませんw
ちなみに、4人以上でも普通に楽しいです。
ちょっとコントロールが効きづらくなるので、パーティーゲーム寄りになる感じです。
ルイス(Luz)
インディアン・ポーカー風のトリテです。ということで、誰かお風呂でルイスをやる動画を作ってw
もうちょいマジメに紹介すると、サークル倦怠期さんの出されたトリテで、他人の手札は見えるけど、自分の手札は見えない(スートと強弱だけ分かる)というのが非常に面白いアイディアですね。
<カードゲーム枠>
カードゲームにも楽しいものがいろいろありました。モンスター
Amigoの小箱ゲームで、すごくザックリというと、クニツィアの競りゲー「酔いどれ猫のブルース」のゆるふわ版wただ、これくらいのユルさの方がゲームをしてて楽しいですね。
酔いどれ猫のブルースもいいゲームなんですけど、カツカツ過ぎてキツいのです(^^;
欲しいんだけど、売ってないんですよねぇ。
アブルクセン
2014年、結構いろいろなところで遊ばれて話題になってたゲームですね。手札を出し切ったら得点計算に入ることから、「大富豪みたいなゲーム」(=ゴーアウト系)とよく言われてましたが、個人的には攻撃要素のあるラミー系(麻雀の仲間)と思ってます。
というのも、本質的には手札の改善なんですよね、これ。
まぁ、これについてはそのうち語りたいかなと思います。
アンリミテッド富豪
大富豪系のゲームとして、オインクゲームズさんの「マスクメン」が結構話題になってましたが、個人的にオススメしたいのが、このアンリミテッド富豪。シンプルなルールでいながら、本当によく出来てるんですよね。
チップを引き取れば数字を大きく出来て、パスするとチップを返していけるというアイディアで、大富豪がここまで面白くなるとはという感じです。
<ボードゲーム枠>
最後に、ボードゲーム枠です。ロイヤルターフ
言わずと知れた、クニツィアの名作競馬ゲーム。これはホントに面白いですね。
年初に初めてプレイして以来、楽して何度か遊ばせてもらっています。
どの馬に賭けるのかという駆け引きも楽しいですし、そのあと、レースで実際に馬を走らせるときの駆け引きも絶妙です。
アメリゴ
フェルトのゲームで、めちゃくちゃいろいろ詰め込まれてますwただ、実際にやってみるとそこまで複雑なわけではなく、気楽に楽しめます。
めちゃくちゃ悩ましいですけどw
そして、何より目を引くのが特殊なタワー。
ここにキューブを入れて、出てきたキューブでアクションの幅が決まるのですが、タワーの途中に引っかかりがあって、それでランダム性が生まれるんですね。
このギミックは必見です。
オロンゴ
クニツィアの最近の作品で、競り+陣取りとか、クニツィアの美味しいところを丸ごと頂けるかのようなゲームです。ルールもすごくシンプルで、それでいて、競りの要素も、陣取りの要素も、余すことなく機能しているのが本当に素晴らしいです。
もう、ジレンマの連続ですよw
ボードの視認性がちょっと良くないというのはありますが、そのマイナスを差し引いても、素晴らしいゲームだと言えますね。
***
ということで、どれを挙げようか、ホントに迷ったんですよね。
であるならば、もういっそトランプ枠にしようかとw
実際、3つとも、なんなら1日中プレイしててもいいかなと思えるくらいにいいゲームだと思ったので。
(他にも1日中プレイしててもいいかなと思えるのは、テキサスホールデムとウィザードくらい? まぁ、他のゲームは1回やるとそれだけでかなり満足感が得られてしまうせいもありますが。)
ゲーム会ではほとんどプレイされないトランプのゲームですけど、いろいろなアイディアが詰められてるというのは他と変わらないので、ぜひもっと遊ばれて欲しいと思いますね。
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