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杉並で爆発音1人搬送7人けが

08月07日 22時02分

杉並で爆発音1人搬送7人けが

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7日夜7時半すぎ、東京・杉並区の商店街で、爆発音がし、東京消防庁によりますと、これまでに1人が病院に搬送され、7人がけがをしたということで、警視庁などが状況の確認を進めています。

警視庁や東京消防庁によりますと、7日夜7時半すぎから、東京・杉並区久我山の京王井の頭線・富士見ヶ丘駅前の商店街で、「祭りのパレード中に爆発音が聞こえた」といった110番通報が相次ぎました。
視聴者が撮影した映像では、建物の3階とみられる場所から、何者かが道路に向けて何かを投げ、道路上で破裂し、火が燃え広がる様子がわかります。
警視庁や東京消防庁が現場で調べたところ、3階建ての建物の3階部分から火が出ているということです。
東京消防庁によりますと、建物から男性1人が搬送されましたが、心肺停止の状態だということです。
また、7人がけがをしているということですが、どこでけがをしたのかやけがの程度など詳しい状況はわかっておらず、警視庁などが状況の確認を進めています。

【現場にいたNHK職員は】。
現場付近にいたNHKの職員によりますと、7日午後7時半ごろ、東京・杉並区久我山の京王井の頭線の富士見ヶ丘駅前の商店街で、南から北に向けてサンバ祭りの列が行進していたところ、列の最後尾付近で突然、火の手があがったということです。
当時、現場付近には家族連れなどが大勢いましたが、火の手は合わせて3回あがり、全員がいっせいに逃げ出したということです。
中には火が服や靴に燃え移ったとみられる子どもや大人もいて、現場は救急車や消防車が駆けつけ、大きく混乱した様子だったということです。
また、現場にいた人が商店街の近くのビルから何者かが何かを投げるのを目撃したということです。

【祭りの見学者などは】。
子どもを連れて祭りを見に来ていた女性は、「賑やかなサンバ隊が通っていた後方で、3メートルから4メートルほど白い煙が上がっているのが見え、急にサンバの音楽が止まった。離れていたので、何が起きているのか分からなかったが、救急車も来て、祭を中止するというアナウンスがあったので、何が起きたのだろうと思っていた」と話しています。
また、パレードに参加していた56歳の男性は、「今夜7時半ごろ祭りのパレードの行列が富士見ヶ丘駅の近くの踏み切りを通って商店街を北に進んでいた時に行列の中から煙りが上がっているのが見えた。慌てて現場付近に向かうと、商店街の路上で火や煙が上がり、近くに割れたガラスが散らばっていたほか、携帯用のカセットボンベのようなものも転がっていた。
けが人が複数いて救急車で運ばれていた」と話していました。

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