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ザリガニ釣って池の環境守る
08月07日 12時38分
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三重県亀山市で里山を整備した公園の池の環境を守るため、外来種のアメリカザリガニを釣って駆除しようという大会が開かれました。
亀山市にある「里山公園」は多くの生き物が生息する環境を守るため、池などを整備していますが、メダカやオタマジャクシなど在来の生き物を食べてしまう外来種のアメリカザリガニも生息しています。
大会はアメリカザリガニを楽しみながら釣って駆除しようと、亀山市が開いたもので、夏休み中の子どもたち約150人が参加しました。
子どもたちは長さ1メートルほどの竹ざおとたこ糸で作った釣りざおにえさの煮干しをつけ、水草が生えている所など、ザリガニがたくさんいる場所を狙って釣り糸を垂らし、次々に釣り上げていました。
小学2年生の男の子は「逃げられたりして難しいけど楽しいです。
慌てずにさおを引き上げるのがコツです」と話していました。
大会を主催した亀山市環境保全室の松村公輔主事は、「釣りを楽しむだけでなくなぜアメリカザリガニを駆除する必要があるか知ってもらいたい」と話していました。
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