名古屋市千種区の東山動物園では、暑さが苦手なホッキョクグマに、連日の厳しい暑さを乗り切ってもらおうと、氷で作られたおやつがプレゼントされました。
プレゼントされたのは重さ２０キロほどの氷の塊５つで、中には、ホッキョクグマの好物のりんごなどの果物や魚が入っています。
屋外の運動場に姿を見せたメスのホッキョクグマはさっそく、飼育員が置いた氷をなめたり、中のエサを食べたりしていました。
７日の名古屋市は日中の最高気温が３３度２分と、１１日連続で３０度以上の真夏日となり、訪れた親子連れは、氷を楽しむホッキョクグマの姿を写真に収めていました。
愛知県小牧市から来たという小学５年生の女の子は「氷を食べる姿がかわいかったです。きょうは暑いので冷たい氷はうれしかったと思います」と話していました。
東山動物園で、ホッキョクグマが氷のおやつを食べる姿は、８月いっぱい、毎週日曜日の午後２時から見ることができます。