出エジプト記(エジプトとは言っていない)

全39巻に及ぶ旧約聖書の2巻目にあたる、「出エジプト記」。

出エジプト記

旧約聖書の中でもひときわストーリー性に富んでおり、「モーゼが海を割った」や「神様から十戒を授けられた」といった、よく知られたエピソードが登場する書物であります。

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出エジプトのあらまし

この出エジプト記で語られているのは、いわゆるイスラエル人の集団脱走です。

時のファラオに迫害されたかわいそうなイスラエル人たちが、偉大な預言者モーゼに率いられ、約束の地へ移動していくという筋書き。

ものすごく端折ってあらすじを書くと次のような感じ。

当時イスラエル人はエジプトで奴隷状態

モーゼが生まれる

神様がモーゼに、イスラエル人をエジプトから逃がすよう指示する

いろいろ奇跡を起こしつつ、200万人連れて脱出成功!

詳しいストーリーは、ビジネスホテルに泊まった際にでも旧約聖書を読んでみてください。物語調で、わりと読みやすいですよ。

モーゼ

民を率いた預言者モーゼ。統率力◎。

で、よく議論になるのは、この「出エジプト」は史実かどうかという点です。

もちろん、旧約聖書に書いてあることが全て事実というのは考えにくい。その内容には史実と神話が混在していると思われます。

それでも、一般的にはこの「出エジプト」の元になった出来事は実際にあっただろう、というのが通説になっています。

本当に史実なのか

しかし、そうした風潮とは裏腹に、イスラエル人が当時エジプトに住んでいた痕跡は、今の所一つも発見されていません

大量のイスラエル人がエジプトから出て行ったことなどどこにも書かれていませんし、そもそも「イスラエル人」という民族がエジプトに住んでいた痕跡すらないという有様。

古代のエジプトというのは、世界屈指の文明国。石碑とかパピルスとか陶片とか、当時の記録が相当量残されています。

それこそ、王墓建設の作業員名簿とか、落書きとか、男に奢ってもらったものリストとか、本当に細かいものまで発掘されているのです。

ostraca
「夫婦喧嘩」とか「二日酔い」とかの理由で休む古代エジプト人の様子が書かれた出勤簿

にも関わらず、イスラエル人に関する記述はゼロ

彼らがエジプトにいたというソースは、旧約聖書だけなのであります。

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いつ脱出したのか

くどいようですが、現在のところ、イスラエル人がエジプトにいたことを証明する遺物は何一つ見つかっていません。

ですので、出エジプトがいつ頃の出来事だったのかも、もちろんサッパリ分かっていません。

旧約聖書の内容を信じるならば、「出エジプトの480年後にソロモン神殿の建設がスタートした」と書いてあり、さらに、証拠はないけどソロモン神殿の建設スタートがB.C.960年くらい。逆算してB.C.1440年くらいとなります。

別の説では、旧約聖書によるとイスラエル人を強制労働させて「ラムセス」という都市を建設したと書いてあるので、出エジプトはラムセス2世の時代だろうというのもあります。この場合は、B.C.1290年くらいとなります。

ずいぶん年代に差がありますね。

どちらの説にせよ、推測の域は未だに出ておりません。

エジプトを脱出できていない件

モーゼ一行がエジプトを旅立った後の足取りも、やっぱりよく分かっていません。

例の海を割った場所も、十戒をもらった場所も、不明です。

が、まあ一応の定説としては次のルートを通ったとされています。

出エジプトのルート

モーゼの足取り

なお、この地図で薄オレンジ色がついてるエリアは、当時のエジプトの領土です。

出エジプトが起きたとされるB.C.15〜13世紀は、エジプト新王国時代という時代で、エジプトの国力が充実しまくっていた時期でした。

出エジプトの目的は、「ファラオの迫害から逃れること」だったはず。なのに、なぜかその移動範囲はほぼエジプト領土内という違和感。

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翻訳が怪しい件

ヘブライ語からギリシャ語へ

現在、広く読まれている旧約聖書というのは、もともとは古典ヘブライ語で書かれた書物でした。
「旧約聖書」という言葉はキリスト教目線で、本当は「ヘブライ語聖書」と言います。でも、こんがらがるので「旧約聖書」で統一します。

ヘブライ語聖書

ヘブライ語

この古典ヘブライ語は、B.C.5世紀くらいから使われなくなっていき、一旦はそのまま消滅してしまった言語。

「このままでは誰も旧約聖書を読めなくなっちまう。」

そう思ったユダヤ教徒たちは、B.C.3〜1世紀にかけて、旧約聖書を当時の国際言語だったギリシャ語へと翻訳したのです。

このギリシャ語の旧約聖書は、伝説では72人の学者が72日間で翻訳したとされており、それにちなんで「七十人訳聖書Septuaginta」と呼ばれています。

七十人訳聖書

翻訳のようす

ヘブライ語という言語は、子音しか表記されず、母音は省略されます。「ggrks」みたいに書かれます。

そのため、どのような発音なのか、どういう意味なのか、かなり想像しながら翻訳しなくてはなりません。訳者たちがかなり苦労したであろうことは、容易に想像できますね。

この七十人訳聖書は、メジャーなギリシャ語だったということもあり、ヘブライ語聖書以上に広く読まれ、のちの聖書解釈の基礎になったとも言われています。

しかし、このギリシャ語翻訳版聖書。果たして原典を忠実に翻訳したものかというと、どうもそういうわけではないようです。

「エジプト」を意味する単語

そもそも、「出エジプト記」の原典に「エジプト」という国名が書かれているかというと、かなり微妙。

厳密には「エジプト」ではなく「msrym」という表記です。

七十人訳聖書の訳者たちは、これを「ミツライムmisrayim」という単語だと考えました。

この我々には馴染みのない「ミツライム」という単語。これは、直訳すると「2つの都市」みたいな意味になります。

都市を意味する「ミスルmisr」という単語があり、それの双数形が「ミツライム」というわけです。
※「双数形」とは、複数形の一種。ヘブライ語やアラビア語では、1つなら単数形、2つなら双数形、3つ以上なら複数形、という変化をします。

エジプトは、大昔は上エジプトと下エジプトに分かれており、B.C.3150年にようやく1つに統一されたという歴史があります。そのため、「2つの都市」→「エジプト」という理屈になるのです。

実際、現代でもイスラム圏においては、エジプトのことを「ミスルMisr」と呼んでいますので、一般的には、アラビア圏では古代から伝統的にエジプト地域を「ミスル」と呼んでいたという風に説明されます。

だとすれば、旧約聖書に記載されている「msrym」を「ミツライム=エジプト」と解釈するのは、ごく自然なことであります。

しかし、エジプトや周辺諸国の遺跡や記録から分かることは、七十人訳聖書が成立したB.C.3〜1世紀より以前は、誰一人としてエジプトを「ミツライム(ミスル)」とは呼んでいないという事実です。

ギリシャでは「アイギュプトス」、アラビア世界では「アル=ギプト」と呼ばれていました。どちらも「エジプト」に近い発音ですね。

イスラム圏でエジプトを「ミスル(ミツライム)」と呼ぶようになったのは、イスラム教が成立したA.D.7世紀以降のことです。

だとするならば、七十人訳聖書の時代(紀元前3〜1世紀)において、「msrym」を「ミツライム=エジプト」と解釈する合理的な理由は一切ありません。

しかし、七十人訳聖書で「ミツライム=エジプト」と定義されてしまったために、それ以降の旧約聖書の解釈は全てがこの定義にならうという事態になってしまったのです。

コーランの場合

ついでに、イスラムの聖典コーランについても軽く触れておきます。

コーランが成立したのは、A.D.7世紀。ムハンマドが示した神の啓示を、彼の死後にまとめたものです。

その内容自体は、旧約聖書と新約聖書の再解釈(焼き直し)で、アダムとイブの話や出エジプトのエピソードなんかも織り込まれています。

コーランのスタンスは、人の手で歪められた聖書に代わり、改めて神様が正しい啓示を下したもの、という感じ。したがって、イスラム教徒にとってこのコーランは絶対的に正しいものとなっています。

しかし実際のところ、このコーランの成立過程で七十人訳聖書の影響がないはずはありません。その結果として、コーランにおいても「ミツライム(ミスル)=エジプト」となってしまいました。

コーランは絶対に正しいので、以後イスラム教徒は、エジプトを「ミスル」と呼ぶようになったと考えられます。

そういう意味でも、イスラム圏でエジプトを「ミスル」と呼んでいるからといって、旧約聖書に書かれている「ミツライム」がエジプトを指しているという根拠にはならないわけですね。

エジプトの王は誰か

エジプト関連では、他にもおかしな翻訳があります。

それは、「ファラオ」という単語。

ファラオ

耳の括脹筋を自在に操る

この「ファラオ」を旧約聖書の原典で見てみると、元は「pr’h」と書かれています。

それを例の72人が、「パロparoh」という単語だと決め、「エジプトの王」を意味すると解釈したのです。

この「パロ」が変化し、英語圏では「ファラオpharaoh」、アラビア語圏では「フィルアウンFir’awn」となりました。

もともとの「pr’h」は、古代エジプト語で「大きな家」を意味する「ペル=アアpr=aa」のヘブライ語読みだというのが通説です。

しかし、実際のところ、古代エジプトでは「パロ(ファラオ)」という単語が王の称号としては使われた事例は一切ないという事実。

また、語源とされる「ペル=アア」も、王宮を意味することはあっても、王そのものを意味した事例は一つもありません。

エジプトでは、王は「王」と呼ばれていたのであって、決して「パロ(ファラオ)」ではないのです。

実際、10世紀頃のイスラム歴史家がエジプトの歴史を調べている時、エジプト人学者と次のような会話をしています。

イスラム「ファラオって元々はどんな意味なの?」
エジプト「え?」
イスラム「ファラオだよ。王様の。」
エジプト「ファラオ?なにそれ」

A.D.10世紀のエジプト人学者は、「ファラオ」を知らなかった。

この事実は、すなわち「ファラオ」という称号はエジプト以外でしか使われていなかったということを意味します。

だとするならば、「パロ=エジプトの王」と解釈することに、合理的な説明はつきません。

例の七十人訳聖書が初めて「pr’h」を「パロ=エジプトの王」と解釈したわけですが、これは、ミツライムがエジプトだという前提があって初めて可能な翻訳なのであります。

『出エジプト記』はフィクションなのか

・証拠が全然ない
・年代もハッキリしない
・移動のルートが変
・エジプトとは言っていない
・ファラオはエジプトの王ではない

こうした事実を列挙すると、「やっぱり出エジプト記は作り話じゃないか!」となりそうです。

しかし、これらの事実は、もう一つの可能性を示唆しているのです。

それは、そもそもエジプト関係ないんじゃないの?という可能性であります。

詳細は次回。


参考文献、サイト様
聖書アラビア起源説
ユダヤ人の起源 歴史はどのように創作されたのか
Homeland of Abraham and the Israeli prophets
オルタナティブを考えるブログ
数えられなかった羊 - 『聖書アラビア起源説』カマール・サリービー 広河隆一訳 旧約聖書とクルアーン

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カテゴリー : 宗教 歴史

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コメント (58件)

  1. 名前:匿名 投稿日:2016/08/03(水) 17:56:06

    久し振りの更新!待ってましたよ!

  2. 名前:匿名 投稿日:2016/08/03(水) 18:08:06

    ユダヤ人の起源というか、出自を理解するのは、今の時代、重要だよね。しかも旧約聖書から。今後の展開、楽しみにしてます。

  3. 名前:匿名 投稿日:2016/08/03(水) 19:05:20

    すごい面白い

  4. 名前:匿名 投稿日:2016/08/03(水) 19:15:33

    いつも楽しみにしてます

  5. 名前:匿名 投稿日:2016/08/03(水) 19:16:37

    更新お疲れ様です
    母音表記でggrksを例に挙げるのには草
    なんjのホ.モみたいな感じの言葉だったんだな
    msrymは俺がパッと見た感じムスリムとかが浮かんだけど、どうなんだろうね
    旧約聖書が失われつつある言語から翻訳されたものだったっていう事も初めて知った
    面白かったぜ

  6. 名前:匿名 投稿日:2016/08/03(水) 20:13:11

    そもそもイエス様も実在したって資料は聖書以外にないんだよね

  7. 名前:匿名 投稿日:2016/08/03(水) 20:40:06

    おお、出エジプト記か
    モーセの十戒とか好きだけど内容は正直フィクション臭いんだよなぁ
    海が割れるが嘘くさいとかじゃなくて、正直当時のエジプトにとって
    イスラエル人なんて少数民族がどこいこうがどうでもいいだろっていう意味で

    そういう意味では記録なんかに残らないかもしれない
    次回も楽しみにしてます

  8. 名前:匿名 投稿日:2016/08/03(水) 21:50:10

    他人事だから面白いけどもし翻訳の時点で間違ってたら翻訳後の資料から作られたコーランの立場…
    キリスト教も大幅修正で一大事だろうけどイスラム教は存続が危ぶまれるレベルの大打撃になりそう

  9. 名前:匿名 投稿日:2016/08/03(水) 22:21:37

    モサドに消されそう(小並感)

  10. 名前:匿名 投稿日:2016/08/03(水) 23:10:02

    次回への引きが強い〜!
    早く次が読みたいけど無理せずまた面白いのお願いします!

  11. 名前:匿名 投稿日:2016/08/04(木) 00:46:46

    今後より説得力のある新解釈が出てきたとしても
    聖書やコーランの内容は変わらないんだろうな

  12. 名前:名無し 投稿日:2016/08/04(木) 00:48:41

    以前「ナショジオ」で、紅海が2つに割れたのも海底地震の結果と考えればありうる、とか
    ソドムとゴモラに空から火が降ったのも…… と聖書の「奇跡」が非科学的妄想じゃない、
    ちゃんと科学的な根拠がある、と忙しく証明してました。
    これ、やればやるほど「奇跡はない」って証明になってしまうことに気付かないんだろうか、と思いました。

  13. 名前:匿名 投稿日:2016/08/04(木) 02:12:44

    なんか面白いのキタァー
    って出エジプト記って確証無かったんか初めて知ったわ…

  14. 名前:774 投稿日:2016/08/04(木) 02:22:07

    私もmsrymでムスリムを思い出した。そのころムスリムって言う概念があったかどうかすら知らないけどw
    こういう話って面白い。続きが楽しみ。

  15. 名前:匿名 投稿日:2016/08/04(木) 02:30:01

    今回のすごく興味深かった
    日本でも探せばこういう資料はあるけど確証できる物はないのたくさんあるんやろなあ

  16. 名前:匿名 投稿日:2016/08/04(木) 07:30:17

    あいかわらずネタのセレクションと文章力が抜群だわ
    面白かった

  17. 名前: 投稿日:2016/08/04(木) 08:27:15

    このネタは面白い

  18. 名前:名無し猫 投稿日:2016/08/04(木) 09:11:30

    うちに来るエ○バの証人が アダムとイブは最初の人間と信じている
    目覚めよ と言いたい

  19. 名前:匿名 投稿日:2016/08/04(木) 09:30:13

    それは突然やってきた
    怒りと憎悪に染まった神は
    ナイルの用水路より
    この地上へと堕とされた

    悪魔は突然やってきて
    大地を割り海を枯らし天を引き裂いた
    聖なる地は破壊しつくされ
    恒心の民は離散した

  20. 名前:匿名 投稿日:2016/08/04(木) 10:07:23

    面白かった!

  21. 名前:ててたた 投稿日:2016/08/04(木) 13:29:33

    面白いですね!いつも記事見てます!応援しています!

  22. 名前:匿名 投稿日:2016/08/04(木) 13:44:26

    ※14
    B.C.3〜1世紀にはイスラム教なんて存在しないので、従ってムスリムという概念も存在しません。

    まあノアの方舟も「メソポタミアのギルガメッシュ叙事詩から取ってんじゃね?」って言った人が出てきて凄まじいことになったらしいけど今でも内容変わってないし大丈夫でしょ。

  23. 名前:匿名 投稿日:2016/08/04(木) 15:11:31

    とにかく面白い、次回に期待!

  24. 名前:匿名 投稿日:2016/08/04(木) 15:34:08

    72人の学者ちょっと戦犯すぎない?

  25. 名前:匿名 投稿日:2016/08/04(木) 15:35:48

    なるほど

  26. 名前:匿名 投稿日:2016/08/04(木) 15:43:18

    面白かった。この手の話が好きなので次回楽しみにしてます。
    ちなみに私の知り合いのキリスト教徒は、海が割れるという表現は、当時の海岸線に生えていた葦の原を分けて進んだのが海が割れたという形で表現された。追撃したエジプト軍は葦の湿地帯で身動きが出来なくなって、その後の満ち潮で全滅したとの聖書の解釈を教会で牧師さんに聞いたと言っていました。正直、同じ教会内でもガチガチ信者もいるし柔軟に考えてる信者の方もいる事のが面白かったです。

  27. 名前:匿名 投稿日:2016/08/04(木) 16:04:45

    そういやエジプトのヒエログリフも母音抜きのggrks式表記だよね
    この時代、この辺りの言語の流行なのかな

  28. 名前:匿名 投稿日:2016/08/04(木) 16:38:28

    小さい頃はエクソダスが出エジプト記と訳されているのが不思議だった

  29. 名前:匿名 投稿日:2016/08/04(木) 19:10:08

    wktkとかkwskとかはヘブライ語的表現だったのか…

  30. 名前:匿名 投稿日:2016/08/04(木) 22:03:27

    「イスラエル人に関する記述はゼロ」とか無責任に断言してらっしゃるけど、メルエンプタハの碑文(イスラエル碑)をご存知でない?

  31. 名前:匿名 投稿日:2016/08/04(木) 22:27:44

    ggrks。wwwww

  32. 名前:あっら~あくばる 投稿日:2016/08/04(木) 23:33:41

    「ピラミッドは奴隷が作った」というデマを流したのはヘロドトスだって言われてますけど、
    この「出エジプト記」も根拠の一つですよねぇ。

    これらのおかげでつい最近までエジプトの奴隷制は事実だと誤認されてたんですから、
    その罪は非常に重いです。

  33. 名前:匿名 投稿日:2016/08/04(木) 23:37:03

    72人で訳したのに「七十人訳」。省かれた2人
    一年生になった~ら♪でおにぎり食べるときに忘れられた1人並みの扱いw
    そしてggrks
    母音省略の例であーってなったw
    すごいわかりやすいwww

  34. 名前:名無しさん 投稿日:2016/08/05(金) 00:31:17

    ※6
    >そもそもイエス様も実在したって資料は聖書以外にない

    ローマのピラト総督(イエスの処刑を決めた人)は何も書き残してないの?

  35. 名前:匿名 投稿日:2016/08/05(金) 00:32:42

    世界史専攻してなかったからこういう話すごく興味深い

  36. 名前:匿名 投稿日:2016/08/05(金) 00:49:14

    ※30
    「カナアンへ出兵してイスラエルと呼ばれる民を敗退させたということは、彼らは既にそこにいたことになる。そもそも出エジプトが旧約聖書にあるような大規模なレベルで行われたかどうか疑問である。」

    という主張についてはどう思われますか?

  37. 名前:匿名 投稿日:2016/08/05(金) 02:50:05

    ※30
    メルエンプタハ石碑に、「エジプトにイスラエル人が住んでいた」なんて書かれてないぞ
    「メルエンプタハがカナン地方のイスラエルという人種を根絶やしにした」と書かれているだけ

  38. 名前:匿名 投稿日:2016/08/05(金) 04:33:16

    kwsk
    kuwasikuと読むべきところを
    kawasakiと読んだ可能性ということか

  39. 名前:匿名 投稿日:2016/08/05(金) 04:49:30

    創作だった場合は、大変なことになるんじゃね ?
    一神教そのものが創作になんるんじゃね ?

  40. 名前:匿名 投稿日:2016/08/05(金) 04:53:59

    考えてみれば、十戒の石板が世界の道徳の規準と言うのは、変な話なんだよ w

  41. 名前:匿名 投稿日:2016/08/05(金) 12:06:27

    一番楽しみにしてるブログ。

    今回のテーマは渋いですね。

  42. 名前:匿名 投稿日:2016/08/05(金) 16:12:32

    面白い。なかなか読ませる文章だわ

  43. 名前:匿名 投稿日:2016/08/05(金) 22:30:04

    更新乙
    聖書とか馴染みがないので面白く読ませてもらいました

  44. 名前:匿名 投稿日:2016/08/06(土) 00:52:56

    面白かった

    ただ72人がmsrymをエジプトと訳したのがB.C.3〜1世紀で
    エジプトがミツライムと呼ばれるようになったのがA.D.7世紀以降だとすると
    時系列的にだいぶ逆転するような?

  45. 名前:ななしさん 投稿日:2016/08/06(土) 02:51:21

    面白かったです。
    私はイスラエル人の祖先はアクエンアテンの時代にアテン神を信仰していたエジプト人だと思っています。アメン神を中心とした多神教の世界において一神教を作ったツタンカーテン、ツタンカーメンの父親のアクエンアテンとともにアマルナの都市に移住して定住したエジプト人の一部が多神教の時代に戻ったエジプト社会で冷遇されてしまったのではないのでしょうか。そしてエジプト帝国の辺境の地に移住したのではないかと思います。

  46. 名前:匿名 投稿日:2016/08/06(土) 03:40:51

    エクソダス、するかい?

  47. 名前:匿名 投稿日:2016/08/06(土) 07:09:58

    ※44
    双数形だからエジプトのことじゃね?ってなって、旧約聖書の翻訳が「ミツライム(エジプト)」になった
    その間違ったなっちゃん翻訳にしたがって、新しく作ったコーランも一緒にミスった
    元々アラビア地方だとエジプトっぽい読み方だったエジプトが
    その絶対的に正しいコーランにしたがったから、「ミスル(ミツライム)」読みになった

    どこも時系列的には逆転してませんな、まさかBCとAD 逆で覚えてねぇよな

  48. 名前:匿名 投稿日:2016/08/06(土) 09:56:59

    msrym→ムスリム(。´・ω・)?

    ユダヤ教のナザレ派が現在のキリスト教で合ってるのか?

    ユダヤ人て、民族的には有り得ない白人が含まれてたりでカオス。
    例えば、日本人の俺がユダヤ教に改宗するとユダヤ人?
    宗教はメンドーなので、某カルトの宣教師が訪問したらゾロアスター教徒と言うことにしている。
    ペルシャ人を父親に持たない俺が、そうで有るはずが無いのだが適当なことを言うと納得して帰って行く。
    適当で良いんだよ。

  49. 名前:匿名 投稿日:2016/08/06(土) 10:18:57

    次回更新をお待ちしてます

  50. 名前:匿名 投稿日:2016/08/06(土) 14:36:28

    訳し方が曖昧って話で海を割ったという部分が本当はただ単に草むらを割って進んだだけだったという解釈もできると聞いたことがある。
    そこで想起されるのが三種の神器の一つ、草薙の剣。もし草むらだったという解釈が正しければニチユ同祖論、とまでは行かなくてもやっぱり日本とユダヤは少なからず何かしら関係があったのかもしれないと思った。

  51. 名前:匿名 投稿日:2016/08/06(土) 22:21:42

    ※27
    というかあの辺の言語は今でもそうでしょ
    ヘブライ語もアラビア語も
    (現代ヘブライ語はおおざっぱに言うと古典ヘブライ語を復元改訂したものだから
    ある意味当たり前ではあるが)

  52. 名前:匿名 投稿日:2016/08/07(日) 00:27:34

    昔図書館で借りた翻訳本(信憑性についてはいささか以上に怪しげな)読んだら
    モーセがred sea(紅海)を割ったというのは誤訳!正しくはreed sea(葦の海)である!
    すなわち生い茂る葦原を切り開いて道を作り渡ったという意味なのだ!
    って書いてあって
    へーってなったけど
    でもじゃあモーセ一行が渡り終わった後追手の軍勢が渡ろうとしたところ海が閉じて兵たちは海に飲まれたってとこはどうなんの?
    って突っ込んだの思い出す

  53. 名前:匿名 投稿日:2016/08/07(日) 08:34:00

    葦が追手の視界を遮って追跡を難しくした
    その間にモーセ達はうまく逃げ切れた、くらいの話なんじゃないの

  54. 名前:匿名 投稿日:2016/08/07(日) 10:40:35

    まぁ、元々宗教なんて神様とは関係なくて各地で自然発生した土着信仰を利用して時の権力者や野心家が勝手に宗教として支配に都合良いように曲げて作った物なんだから整合性もクソもない。
    都合悪い部分は全て神のせいにしてるだけだから。
    その権力者の都合良いように書いた教典が史実と合わないのも当然だし教典から史実を読み解くのも無理ゲーだよ。

  55. 名前:匿名 投稿日:2016/08/07(日) 10:51:03

    ※38
    kwskか…

  56. 名前:匿名 投稿日:2016/08/07(日) 10:54:39

    葦が生えてるのは湿地帯なので
    戦車や重装備の歩兵ははまり込んでアボン
    て解釈

  57. 名前:匿名 投稿日:2016/08/07(日) 11:01:03

    ※54
    遥かに後代の元寇でも恩賞で分け与える土地が無いから
    神風が吹いたって事になってたからな

  58. 名前:わてどすえ~ 投稿日:2016/08/07(日) 16:38:47

    素晴らしい「叙事詩」です。

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