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 ドイツ南部バイエルン州で7月に相次いで起きた襲撃、自爆事件の容疑者はいずれも、過激派組織「イスラム国」(IS)のサウジアラビアにいる関係者から指示を受けていた可能性が高いと、独誌シュピーゲル(電子版)が5日、捜査当局の話として伝えた。ネット上の記録などから判明したという。

 同誌によると、ビュルツブルクで7月18日、17歳のアフガニスタン難民の少年がおので列車の乗客らに襲いかかった事件では、少年は犯行前にISの関係者から「車で公衆の中に突っ込む」よう指示されたが、運転免許証を持っていなかったため、列車での襲撃に切り替えたという。

 フランス南部ニースでも同14日、ISの呼びかけに応じたとみられる男が運転するトラックが花火の見物客に突っ込み、多数の死傷者が出た。

 また、同24日にアンスバッハの野外音楽祭の会場近くであったシリア人の男による自爆事件では、男は爆発の様子を撮影し、IS関係者に送るよう指示されていたという。男は過って自爆した可能性が高いとみられる。(ベルリン=高野弦)

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