蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【ゴルフ】鈴木愛、65で首位タイ浮上2016年8月7日 紙面から
◇meijiカップ<第2日>▽6日、北海道北広島市・札幌国際CC島松C(6520ヤード、パー72)▽晴れ、27・3度、北東1・7メートル▽賞金総額9000万円、優勝1620万円▽107選手(うちアマ2人)▽観衆4909人 前日15位の鈴木愛(22)=セールスフォース=が8バーディー、1ボギーのベストスコア65をマーク。通算8アンダーまで伸ばして首位に躍り出た。全英リコー女子オープンから帰国即参戦の強行スケジュールは、昨年大会プレーオフ負けの悔しさを晴らすため。イ・ボミ(韓国)と同スコアから最終組をスタートする。1打差の通算7アンダー、3位に岡山絵里(20)。リオ五輪女子ゴルフ代表の大山志保(39)=大和ハウス工業=は21位につけている。 勝つためのハードスケジュール。米国での国別対抗戦ULインターナショナル・クラウン、全英リコー女子オープンと海外で2連戦し、2日に帰国したばかりの鈴木が、「この試合で優勝したくて休まなかったんです」と、熱い胸の内を吐露した。 昨年大会は最終日ベストスコア67で追い上げてプレーオフに進んだものの、2ホール目で敗れ悔し涙を流した。「昨日(昨年のプレーオフ相手だった)西山ゆかりさんと同組で。去年と同じように芹澤信雄プロがキャディーもしていて…。勝ちたいという気持ちがさらに大きくなりました」という。 ハーフで3つずつの6アンダー、66を目標に掲げた第2ラウンド。アウトできっちり3つ伸ばすと、11番から14番を3バーディー、1ボギー。上がりの17、18番で1メートル、1・5メートルの連続バーディーを決めて「思った以上の」65で首位を奪った。 「海外2戦でショートゲームの精度やバリエーションの必要性、重要性を一番感じた。全英で優勝したアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)はスイングやショットもすごかったけど、パッティングはもっとうまかった」。刺激を受け、再来年の米ツアーテスト受験を想定したキャディー契約なども考え始めた。でも、その前に「ここで勝つ。勝てれば本当に自信がつくと思うし、年内にまだ2勝、3勝できると思う。私にとってすごく大事な1週間」という。 国内ツアー屈指の練習熱心。今季5月の中京テレビ・ブリヂストンレディスで1年8カ月ぶり2勝目を飾り、現在賞金ランク5位にいる。もう一皮むければ、韓国勢に独占される賞金女王争いのダークホースにもなりそうだ。 (月橋文美) PR情報 |