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【大リーグ】

イチロー3球三振

2016年8月7日 紙面から

ロッキーズ戦の7回、代打で見逃し三振に倒れたマーリンズのイチロー。投手ローガン=デンバーで(共同)

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マーリンズ5−3ロッキーズ

 マーリンズのイチロー外野手(42)は5日、デンバーでのロッキーズ戦の7回に代打出場し、3球で見逃し三振に倒れた。守備には就かず、メジャー通算3000安打まではあと2のまま。記録達成は6日午後6時10分(日本時間7日午前9時10分)開始予定のロッキーズ戦以降に持ち越しとなった。チームは5−3で勝って連敗を3で止めた。

 6戦連続で先発から外れたイチローは1点リードの7回、1死走者なしの場面で代打出場。だが、ヤンキース時代の元同僚でもある救援左腕ローガンの前に3球で見逃し三振に倒れた。3000安打までは残り2本のままとなった。

 2球で簡単に2ストライクと追い込まれると、最後は外角低めのきわどい直球に手が出ず。3球は全て148キロの速球だった。これで11打席連続無安打となり、ぶぜんとしたままベンチへと下がった。

 6月の対戦で四球を許していたローガンは「今年の対戦の時にスライダーで歩かせていた。イチローは内角へのスライダーを待っていたんだと思う。3球目は狙ったところに投げられた」と満面の笑みを浮かべた。

 親交のある元同僚が3000安打に迫っていることについては「イチローは大好きな選手だし、彼のことを尊敬している。3000安打という数字には興奮している」と達成を心待ちにしていた。 (デンバー穐村賢)

 

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