マックで働いてかれこれ8年経つけど、何を隠そう僕はマックのハンバーガーがあまり好きじゃありません。休憩中とかに食べたりはするけど、好き好んでマックを食べることはほとんどなく、どっちかといえばモスのほうが大好きだったりします。
マックのプロモーション商品は毎回食べてますが、このブログで一回たりとも食レポを書いたことがありません。だってそんなにおいしいと思わないから。もし書くならモスでしょっていう。
しかあああああし!
今回のマックのプロモーション商品である、「パイン&ビーフ」はマジでおいしかった!サンドにパインを挟むという奇をてらったハンバーガーでありながら、その味は本物。自分のマック人生8年の中で歴代ベスト3に入る美味しさでした。
というわけで人生初めてマックの食レポといきます。
このうまさだけは皆に伝えていきたい!
マックの本気を感じたパイン&バーガー
梱包はこんな感じ。パインをイメージしたイエローカラー。
中身はこんな感じ。
中身をざっと解説すると、
トラクターコーンバンズ(バンズの表面に白い粉がまぶされているのが特徴的)
スモーキーペッパーソース(バンズの両方にドレスされてる)
レタス
オニオン
パイナップル
パティ2枚(ビックマックに使うパティと一緒)
チーズ
ベーコン
そもそもハンバーガーにパインを挟むなんてうまいわけがなく、肉とパインが重なることで温度がぬるくなり微妙な味にならないのだろうかとか、確かに商品のインパクトはあるかもしれないけど実際の味は滅茶苦茶になってんだろとか、食べる前からネガティブなイメージを持っていました。本当この時の自分をぶん殴りたい。
実際食べたらマジでうまかったんだから!
マヨネーズがベースのブラックペッパーソースが絶妙な味わいで、危惧していたパインとビーフの相性も悪くなく、ビーフのコショウとパインの甘みが重なり実にバランスの良い仕上がりとなっています。合うんだ、ビーフとパイン!と驚いたものです。
結構パインのサイズも大きいから満足感あります。名前にパインを入れるだけはありますね。
パイン&バーガーは、全体のバランスもよく全ての食材が絶妙にマッチしていた大変完成されつくされたハンバーガーでした。
オマケでアミアミポテトを食べた
アミアミポテトも食べてみました。
見かけによらず結構ボリュームがあります。実際に食べてみるとどこか懐かしい味が。あれだ、去年やったプロモーションのカーリーポテトと味が一緒だ!
衣のカリカリ感がおいしいけど、しかし後半になってくると結構飽きてます。なので、飽きないようにケチャップ2個は付けてもらった方がいいかもしれません。
王道的なバーガーラブという戦略
● マクドナルド、7月既存店売上高26.6%増 「ポケモンGO」コラボも集客寄与 - ITmedia ビジネスオンライン
マックは7月の既存店売上高が26.6%増加。
更に客数と客単価も8か月連続で増加しており、順調に業績は伸びてきています。
なぜここまで業績が回復してきているかは様々な見解がなされていますが、僕は「バーガーラブ戦略」が功を奏したのではないかと考えています。
「バーガーラブ戦略」とは簡単に言うと、プロモーションのハンバーガーに力を入れることです。回りくどいことをせず、商品であるハンバーガーの強化に力を入れてお客さんを呼び込む実に王道的と言える戦略です。
今年のプロモーションを思い返すと、記憶に残る強力なハンバーガーが次々と登場していましたね。
● グランドギガマック
● 名前募集バーガー
● クラブハウス
● 裏メニュー
ギガマックの時は予想を超える人気ぶりで、全国的に資材が足りなくなり販売を早期終了する店が頻出したぐらいですからねー。
特に今回のプロモーションの「パイン&バーガー」は絶品で、モスなどや他のハンバーガーチェーンに全く引けを取らない素晴らしいハンバーガーでした。何かとハンバーガーのクオリティが低いと言われ続けてきたマックですが、そういう人にこそパイン&バーガーを食べてほしいと思います。これはマックの本気です。
異物混入騒動で業績が悪化したマックですが、最近の攻めっぷりを見ていると王者への復活もそう遠くない未来のように思えてきます。
次のプロモーションも楽しみです。