2008-06-26
■かかってこいやあ!!
尤も、処女と処女性がイコールでないことすら読み取ろうとしないクソボケぶりでは、どう違うか示してみても全然意味なんかないけど。
じゃあ、「処女」と「処女性」とやらがどう違うのか論じてみい。
完膚なきまでに叩き潰してやるぜっ!!!
[ 追記 ]
他の人が解説してくれたわ。
「処女」は、男とセックスした事がないという事。
「処女性」はセックスした・してないという事実自体じゃなく、純粋さ、何者にも染まってない感じ、初々しさ、一途な感じ、といった、方向の性質。(中略) 「処女性」を強く象徴したものが、「処女」であると考えている。
おんなじだ、同じ。男が女に対して勝手に貼り付けた欲望を問題にしているのだからな。
そして、大笑いせざるを得ない「処女性」の定義。これ自体が矛盾している。何者にも染まってない事が重要であるなら、自分にだってそれが当てはまるはずであり、他の存在の手に渡る事が我慢ならないのはおかしいじゃねーか。ヒロインを完全に掌握したらてめーに染まっちまうじゃねーか。本当に何者にも染まってない状態を維持しようってんなら、誰も手出し出来ねー筈じゃねーか。まさしく、この人が言うとおり、「自分だけで」美味しくいただきたいだけじゃねーか。
結局、処女を重要視する男は、他人の手垢のついた中古品は嫌だと言っているのと同じであり、つまりは女を人間として扱っていないのだ。別に経験済みであろうが、その女の人間としての価値に何の変化もないではないか。経験を積んだ分だけ却って成熟していると考える方が自然であろう。経験豊富な男は尊敬されるのに対して、女の場合には逆に蔑まれるのは差別だからだ。
こんなことは何十年も前から繰り返し言われていることなのに、まだバカを言う奴がいるというのは、昔と比べて性行為禁止の圧力が減って若年層の間の処女率が下がったような印象があるから、おおっぴらに「処女がいい」なんていう男が減っただけの話であり、相変わらず潜在的にこのような欲望を抱えている惨めな男が多いことを示している。
それを、相手が空想上のキャラクターだからといって迂闊にも大っぴらにしてしまうバカがオタクであったというだけの話だ。体育会系の男と違って、一見大人しめではあるが本質的には何も変わらないばかりか、普段、生身の女とうまくコミュニケート出来ない分だけ余計に鬱屈している。惨めにも、作り物のお話の中でなら完全に掌握できると期待しているのだが、それだけでは不安で、そのキャラの属性(過去)までクリーンでないと安心できない。おいおい、相手はどうせ存在すらしてないんだよ。こんなへっぴり腰ではとてもリアルで女と対峙出来よう筈もないではないか。
Fateの桜などは、その例だ。
知っての通り(知らねえよ馬鹿と言われるかもしれないが)、桜は処女ではない。
が、好意が主人公にのみ向いているキャラであるため、人気は低いもののギャルゲー・エロゲーのヒロインとして成立し得ている。
勿論知らねーけどwこれは構わないと思うぞ。好意が主人公にのみ向いているのは仕方がない。わざわざそっぽ向かれるためにゲームやる奴はいないからな。でもやっぱり人気は低いのかよ。あーやだやだ。ぺっ。
だが逆に言えば、そうした我侭を満足させる消費物としてオタク的な作品が存在している事を認識すべきだと思う。
少なくとも、「二次元にのみ」そういった物を求めている限りは広い心で受け入れて欲しいものだ。
確かに「二次元にのみ」そういった物を求めている限りは問題ない。しかし東浩紀が、キャラ萌えは単純な感情移入ではなくすぐれてポストモダン的な消費行動だなんて言っているようじゃ安心できねーじゃねーか。リアルと妄想の間で、そんな簡単にスイッチ出来んのかよ。出来ゃしねーだろ。
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