楽天の料率の低さを解消する方法を考える
※この記事は楽天アフィリエイトを使っているブロガーさんすべてに当てはまるわけではありませんのでご了承下さい。ブログパーツ「カエレバ」やもしもアフィリエイトを使っている方は大きく収益を改善することが出来ると思います。
さて、僕はブログ収益をGoogleAdSense、Amazonアフィリエイト、楽天アフィリエイトの3本柱としているわけですが、今まで楽天の収益ってすごく低かったんです。「どうせウチのブログって楽天ユーザーが少ないから」と思っていました。そしてどんどん気づけばAmazonのウエイトが高くなってたんですよね。
ところがある方法を試したら楽天の売上が一気に上がりました。実は「1ヶ月で稼いでいた金額を1週間でほぼ倍」稼いでいます。是非ご参考に。
今までやっていた方法
僕のこれまでの使い方を書いておきます
- かん吉さんのブログパーツ「カエレバ」を使う
- 楽天は収益が少ないので他のASPと合算できる「もしもアフィリエイト」のコードを使う
- 報酬料率は商品の1%、支払い時にw報酬制度で10%プラスで合計1.1%
カエレバがわからない方、ブログでよく見かけるこんなリンクです。
このように一つの商品に「Amazon」「楽天市場」両方注文出来るようになっています。このボタンのうち「楽天市場」を押すと画面が切り替わって、その商品を取り扱っているショップと値段が並ぶことでユーザーは買う店をチョイスすることになります。
事前にAmazon、楽天の自分のコードを入れておくことでそれぞれをユーザーはAmazonか楽天かどちらか選び、どちらを選んでも自分の報酬になるようにできています。(実際はもっと沢山のASPを選べます)
他にも楽天IDを持たずに楽天商品を売っている方は少なくないと思います。
もしもアフィリエイトを使う方法もある
さらに、「もしもアフィリエイト」というASPを通してAmazon、楽天、7netから売り上げると、合算した収益をもしもから受け取ることが出来るんです。それも合計して1000円以上という敷居の低さ。それを「カエレバ」のコードとして使うこともできます。
もしもアフィリエイト(Amazon+楽天+7netの合算)が1000円以上になると支払い、と聞くとアフィリエイトをはじめたての方なら喜んでそれに加わりますよね。僕もそうでしたから。実際、Amazonアフィリエイトの審査に通らない方もいるならなおさら、もしもを使えばAmazonの商品を売れるというメリットがあったわけです。
しかし、もしもの楽天の料率って固定で1%+w報酬の10%、つまり1.1%しかないんですよね・・・ここ覚えておいて下さい。仮に10,000円の商品が売れたとしましょう。10,000×1%=100円、それにw報酬の10%が加わって110円が収益として手に入ることになります(各種手数料の話は置いといて)
私も最初は楽天の売上は少ないのでもしも経由で楽天商品を売っていました。でも安い、本当に安いんですよ1%って。Amazonの報酬は商品によって違いますが。
これはもしも経由でAmazonを販売した時の料率表(2014年9月以降)
こっちはAmazonアフィリエイトを直接使った場合
ほぼおなじですね。それでも楽天から売るよりはるかに儲かります。
cookieによる恩恵は?
Amazonアフィリエイトには24時間、楽天には30日間、他のものを購入しても売上にしてくれるシステムがあります。cookieを参照してまったく関係のない商品を買っても最後にアフィリエイトIDを踏んだ人の売上になるんです。
これ、もしもアフィリエイトを使ったらその恩恵は出ないんじゃないかと思って調べてみましたが…カエレバ+もしもアフィリエイトという組み合わせならそれぞれ24時間、30日間のcookie恩恵は受けられるようです。
収益をあげるための「基本に立ち返る方法」
今までの方法をまとめます。
- もしもアフィリエイトを使い収益をまとめていた
- カエレバを使い広告スペースをまとめていた
- AmazonはAmazonコードからでももしもアフィリエイト経由でも料率はほとんど変わらない
- 楽天は楽天、もしもアフィリエイト経由どちらも料率1%(+10%ボーナス)
このうち、一番好転できるのが料率1%です。これは基本に立ち返る事で簡単に数倍にすることが出来ます。これ、実は非常に簡単なことなんです。
- 楽天アフィリエイトに登録すること
- 楽天アフィリエイトのトップページを眺めること
- カエレバを使わず、楽天もしくははてなの商品紹介を使え
以上です。
なぜ簡単かというと、Amazonアフィリエイトと違い「楽天アフィリエイトには審査がない」ということです。ただ申し込みさえすれば(記入漏れ、よっぽどの事情がない限り)審査に通ります。楽天アフィリエイトは楽天ショップから広告を引っ張ってくる事になりますが、お店ごとの審査というものもありません。そして登録が出来たらトップページに収益を上げる答えが乗っています。しかし残念ながらカエレバを使うことはできないのです。そこだけちょっと残念。
高料率ショップからリンクを貼れ
さっき「楽天アフィリエイトのトップページを眺めること」と書いたのはこれを見て欲しかったから。
一番上、なんて書いてますか?
「高料率ショップ一覧」です。通常1%の料率より高い料率で販売してくれるショップがあり、そのショップの商品を売るとはるかに高い報酬を得ることが出来ます。
そのボタンを押すとこのページに開きます。ジャンルを自分で選んでショップを見つけることが出来ます。この中に売りたい商品があれば本当にバッチリ!
しかし僕がそれより勧めたいのはそのもっと下の方に並んでいるこれ。僕が興味を持っているものを自動でチョイスして並べてくれるんですが、秀逸。
自分に興味がある商品っていうのは売りやすいですよね。オススメの商品っていうのはまさに「自分に興味があり、実際に試したことがあったり調べたことがある商品」だったりします。また高料率ショップの中にも興味がある商品があれば記事はグッと書きやすいでしょう。
固定で1%しかもらえないものが5%、10%もらえるようになるとしたら・・・収益は何倍にもなると分かってもらえると思います。
ただ、この方法はカエレバを使えませんので、楽天が用意したバナー広告や、はてなが用意した(事前に楽天IDは入れておかないとダメですよ)「楽天商品紹介」を使わなくてはいけません。
証拠を見せてみろ、という方に・・・
これ、もしもの7月の成果報酬、4755円。
これはほぼ全部楽天アフィリエイトの収益です。これをほぼ8月から楽天アフィリエイト直接に切り替え、主要商品を楽天アフィリエイトのショップ、料率の高いところから選んだ結果がこんな感じです。
今月ってまだ今日は8月6日、1週間弱でこの成果です。今月末にはいくらになってるんだろう。(たぶんもう成果は書きません)
ただ、楽天の報酬支払い方法については注意が必要。
各自よくよくご理解の程・・・
最後に
世の中というのは便利なもので、まとまれば便利、小さくなれば便利と便利性ばかり追い求められているような気がします。もちろんその恩恵に預かっているのも自分。
しかし、基本に立ち返って原理原則を眺めてみると「楽天はショップの集まり、ショップが優位性を出すために高料率を提示するケースがある」ということに気付くことができます。しかし「広告や収益を一つにまとめられて便利だよ」という方向でしか眺めないと「せっかく料率10%の商品を売っているのに1%しかもらえない」ことにも気付くことが出来ません。
もちろん「カエレバ」を使うな、もしもアフィリエイトを使うなと言っているのではありません。僕も大変お世話になっているサービス、ブログパーツです。ただ、使わせてもらう人は使うなりに考えることはあるのではないか、ということです。
どこかで誰かの役に立てれば嬉しいです。