外務省 尖閣接続水域航行で重ねて抗議

外務省 尖閣接続水域航行で重ねて抗議
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6日午後、中国海警局の船7隻が沖縄県の尖閣諸島周辺の日本の領海のすぐ外側にある接続水域に入り、その周辺には中国の漁船およそ300隻が航行しているのが確認されました。外務省は中国大使館に対し、緊張を高める一方的な行為で決して受け入れられないとして重ねて抗議しました。
6日午前8時すぎ、中国海警局の船6隻が沖縄県の尖閣諸島周辺の日本の領海のすぐ外側にある接続水域に入り、午後2時すぎにはさらにもう1隻が航行しているのが確認されました。また、その周辺では、中国の漁船が多数航行していて、午後3時ごろにはおよそ300隻になったということです。

これを受けて、外務省の金杉アジア大洋州局長は、6日昼前に行った抗議に続いて午後6時すぎ、東京にある中国大使館の公使に対し、電話で直ちに接続水域から立ち去るよう求めるとともに、「中国側の行動は、現場の緊張をさらに高める一方的なエスカレーションで、日本として、決して受け入れられない」として重ねて抗議しました。