【北京=共同】中国空軍の申進科報道官は6日、爆撃機や偵察機など複数の空軍機が、中国が2012年から実効支配する南シナ海のスカボロー礁(中国名・黄岩島)付近をパトロール飛行したと発表した。国営通信、新華社が伝えた。
南シナ海問題を巡る仲裁裁判所の判断は、スカボロー礁でのフィリピン漁民の伝統的漁業権を認めた。中国にはパトロールを常態化させて実効支配を誇示し、仲裁判断を無視する姿勢を正当化する狙いがある。
申氏は「中国空軍は国家主権と安全、海洋権益を守る」と強調。パトロールには空中給油機も参加し、飛行中に2回給油したという。