広い範囲で猛烈な暑さ続く 熱中症に注意を

広い範囲で猛烈な暑さ続く 熱中症に注意を
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7日も西日本から北日本にかけての広い範囲で猛烈な暑さが続く見込みです。気象庁はこまめに水分を補給するなど、熱中症に十分注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、6日、ほぼ全国的に晴れて各地で猛烈な暑さとなり、全国の929の観測地点のうち、113の地点で35度以上の猛暑日となったほか、691の地点で30度以上の真夏日となりました。

NHKが全国の消防や警察に取材してまとめたところ、6日、熱中症や熱中症とみられる症状で病院に運ばれた人は、北海道から沖縄まで全国47の都道府県で少なくとも889人に上りました。

気象庁によりますと、7日も西日本から北日本にかけての広い範囲で高気圧に覆われて猛烈な暑さが続く見込みです。各地の最高気温は、京都市で38度、甲府市や大阪市で37度、長野市や大津市で36度、東京の都心や広島市、熊本市で35度などと予想されています。

気象庁は各地に高温注意情報を出して、こまめに水分を補給したり、冷房を適切に使ったりするなど、引き続き、熱中症に十分注意するよう呼びかけています。

一方、午後からは山沿いを中心に大気の状態が不安定になって、局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、突風などにも注意するよう呼びかけています。