皆様、こんにちは。
本日は東京都では都知事選があり、即日開票が行われました。日本全国の話題ではありませんが、日本の首都である東京ということと、世界的なイベントである東京オリンピックにも関わる選挙ということもあって関心は高かったのではないかと思います。
投票率は59.73%と、前回から13ポイント以上アップしており、数字にも表れています。
結果は小池百合子氏が女性初の新都知事となったわけですが、子供を育てている私にとって1番気になるのは子育てに関する政策です。選挙活動中に公約として掲げていたことや発言などを元に、自分なりにですが改めて子育て関連の政策を振り返っていきたいと思います。
重要なのは当選後
最初に書くか後で書くか迷いましたが、最初に書いておきます。
こういった選挙で重要なのはもちろん当選した後です。
都知事ということで言えば前は舛添さんでしたが、舛添さんも公約に待機児童0を掲げていました。結果として0にはならなかったどころか新宿区の空き地を韓国学校に貸し出そうかという暴挙に出たわけですけど、改めて政策を見直そうかと思っていたら全然見つからなかったんですよね。
参考としていつも勉強させてもらっているおときた駿さんのブログをリンクしますが、ここでも舛添さんの政策ページが見られなくなっていることに言及されています。
※選挙活動中は色々と楽しませていただきました(笑)
今回も小池さんは待機児童について政策を出していますけど、重要なのはこれからであり、そのためには都民がしっかりと政策を覚えていて、違うことをした場合は矛盾を突き付けられる状態にしておくことが必要かと思います。
小池都知事の子育て政策の振り返り
ではでは、小池都知事がどのような政策を掲げていたか、PDF版を貼っておきます。
出典:https://www.yuriko.or.jp/senkyo/kouyaku.pdfより、下線は私が施しました。
Webサイト版の政策はこちらです。
関連のある政策のみですが、テキストで起こすと以下です。
- 女性が健やかに希望を持って、生き、学び、働き、愛し、子供を産み、育む社会を実現する。
- 「待機児童ゼロ」を目標に保育所の受け入れ年齢、広さ制限などの規制を見直す。保育ママ・保育オバ・子供食堂などを活用して地域の育児支援態勢を促進する。
- あらゆる都内遊休空間を利用し、保育施設、介護施設不足を解消。同時に、待遇改善等により保育人材、介護人材を確保する。都立高校跡地を韓国人学校に貸与する前知事の方針は白紙撤回。
- 「残業ゼロ」などライフ・ワーク・バランスの実現を、都庁が先行実施する。
特に都民の子育て世代の皆さんは、この政策を脳に焼き付けましょう!
我々の世代は投票率も低くどうしても軽視されやすいですので、関心のある人ひとりひとりがちゃんと見ていて、方向性が外れた場合におかしいと声を挙げられる状態でなければいけないと思います。
新都知事の政策の評価と期待すること
政策についての評価については、正直私みたいな素人がひとつひとつ言っても仕方ないですので、駒場さんの候補者の比較記事を見るのがとりあえずわかりやすいかと思います。
それから小池都知事が医療的ケア児用の保育施設を訪れた際の詳細もかなり興味深いものだと思いますので貼っておきます。
投げっぱなしだと無責任ですので、私の意見を少し述べさせていただくと、まず女性都知事の誕生ということで、女性の社会進出政策は是非進めてほしいと思います。
未だに戦後の専業主婦の時代の形態の方が日本に合っているとか言う人を見かけますが、私は絶対にそんなことはないと感じています。かなり風当たりは強いと思いますけど、そこは是非応援したいです。
そのためにはどうしても男性のワークライフバランスを整えることが必須になると思っています。つまり女性の進出とワークライフバランスは相関関係があるでしょう。
もっとわかりやすく言えば、女性の社会進出と、男性の家庭進出、これがうまいこと進めばいいなと思っています。
待機児童に関しては、どうしてもハコモノに対する政策がわかりやすくて皆さん掲げると思いますけど、こちらは今までも進んできている部分であると思いますので、保育士の待遇改善がどのように進むか注目したいです。
規制緩和は保育の質に繋がるので一概にOKとは言えないですかね。
あらゆる都内空間を利用、とありますが、確かに東京には土地がないでしょうから、またもやおときたさんのブログでもあった空き家活用が進めば新しい政策として都民に凄くアピールになりそうです。
私の政治戦闘力的にこのくらいで勘弁してください(笑)
何をしても変わらない、という意識を捨てる
選挙期間中、こんなことがありました。
小池百合子氏が突然コスプレをしてTwitterでアピールした件。
これは、Twitterで表現の自由に対しておときたさん宛に発言したものが拾われて、おときたさんから直接小池さんへ声が届いた結果です。
※私の解釈なので誤っていたらごめんなさい。
もちろんです!小池百合子氏本人に、表現規制には慎重に対応されるよう直接的申し入れを行います。彼女の掲げる政策「ダイバーシティ」には、表現の自由も入るはずです。結果はまたご報告させていただきます。 https://t.co/k2NN566LYS
— おときた駿(東京都議会議員 /北区選出) (@otokita) July 15, 2016
↓
ブログ更新:小池百合子候補の「コミケ応援宣言」、その真意は?表現の自由について直接聞いてきた https://t.co/XaTYPbnLt2
— おときた駿(東京都議会議員 /北区選出) (@otokita) July 17, 2016
一部で言われているような強硬な表現規制派ではなく、「これから十分に話し合い・歩み寄りの余地はある」私はそのように率直に感じました。
J-CASTのブックマークコメントを見ると散々なのでニュースの中身はとりあえず置いておくとして、大事なのはSNSなどを通じて国民(都民)の意見が届く可能性がありえるということではないでしょうか。
選挙に行かない人の中には単純に関心のない人もいるとは思いますが、ひとりが動いても変わらないという想いの人もいると思います。インターネットが普及して政治家もSNSを積極利用している世の中ですから、不都合なことがあれば直接声を届けることもできるかもしれないということです。もちろん切り捨てられることも普通にあると思いますけどね(笑)
ひとりひとりが監視していることがわかれば、きっと偉い人たちも悪いことがしにくくなると思いますし、政治に対する関心があることで悪いことはないですから。
「自分ごと」です!
まとめ
なんだかおときた駿都議のファンブログみたいになってしまいました……
もう少し広く情報を集められるようにしなければなりませんが、今のところはこんなところでご勘弁ください。
東京の児童待機問題や出生率が良い方向に向かい、いつしか自分が待機児童で悩んでいたことを笑ってネタにできる日が来ることを祈っています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
んだば、まだ。
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