北神急行電鉄のマスコットキャラクター「北神弓子(きたがみきゅうこ)」ら、心がときめくような“萌(も)えキャラ”が県内各地から集まる「ひょもりん夏まつり」が31日、神戸市北区の谷上駅や谷上車庫で開かれた。キャラクターにふんしたコスプレーヤーや写真愛好家ら約250人が訪れ、近距離からの電車撮影やグッズ販売、ライブなどを楽しんだ。
「ひょもりん」は、県内で活動する6キャラが交流、連携する組織「ひょうご萌えきゃらりんぐ」の略称。催しは同電鉄が初めて企画した。
谷上駅ホームでは、北神弓子にふんした“半公式コスプレーヤー”をお披露目。同電鉄の公募に応じた女性3人で、赤やオレンジ色のみこ装束に身を包んで撮影に応じた。うち、大阪府吹田市のモデル出水司さん(30)は「北神急行はトンネルを抜けると景色が変わるところが素敵。弓子として魅力を伝えたい」と意気込んだ。
谷上車庫では一般参加者もアニメなどのキャラクターになりきり、電車の前や線路上で写真を撮り合った。加古川市の男性会社員(36)は「こんなに電車に近づいて撮影できたのは初めて。ひょもりんも親しみやすくていいですね」と喜んだ。(金 慶順)