女性遺体遺棄事件 男を強盗殺人などの疑いで再逮捕へ

女性遺体遺棄事件 男を強盗殺人などの疑いで再逮捕へ
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東京・目黒区の公園の池で、近くに住む88歳の女性が切断された遺体で見つかった事件で、女性の自宅からは現金が無くなっていた疑いがあることが警視庁への取材で新たに分かりました。警視庁は、死体遺棄の罪で起訴された男が女性を殺害して現金を奪ったとして、2日にも強盗殺人などの疑いで再逮捕する方針です。
この事件は、ことし6月、東京・目黒区の「碑文谷公園」の弁天池で、近くのマンションに住む阿部祝子さん(88)の遺体が切断された状態で見つかったもので、阿部さんの近所に住んでいた無職の池田徳信被告(28)が遺体を遺棄したとして、死体遺棄の罪で起訴されています。
池田被告は警視庁のこれまでの調べに対し、「盗み目的でベランダから侵入し、騒がれそうになったので手で首を絞めて殺害した。遺体は浴室で包丁を使って切断したが、何も盗んでいない」などと供述しているということです。
その後、当時の阿部さんの所持金などを詳しく調べたところ、自宅の部屋からは現金が無くなっていた疑いがあることが警視庁への取材で新たに分かりました。
警視庁は、部屋に侵入した池田被告が阿部さんを殺害して現金を奪ったとして、2日にも強盗殺人などの疑いで再逮捕する方針です。