尖閣沖の接続水域に入った中国海警局の船は7隻に

6日午後、沖縄県の尖閣諸島の沖合で、中国海警局の船7隻が日本の領海のすぐ外側にある接続水域に入っていて、周辺の海域では中国の漁船およそ230隻が確認されています。海上保安本部が領海に近づかないよう警告と監視を続けています。
第11管区海上保安本部によりますと、6日午後2時17分ごろ、尖閣諸島の魚釣島の沖合で中国海警局の船1隻が新たに日本の接続水域に入り、これまでに確認された船と合わせて、接続水域で航行するなどしている海警局の船は合わせて7隻となりました。
午後3時現在、7隻は魚釣島の西およそ24キロから西北西およそ32キロの海域にとどまったり航行したりしているということです。
また、周辺の海域では中国の漁船およそ230隻が確認されているということです。海上保安本部が、領海に近づかないよう警告と監視を続けています。
海上保安本部によりますと、中国海警局の船が接続水域で7隻同時に確認されたのは、ことし5月31日以来だということです。