思わせぶりなタイトルですし、案外ガチです。あとでやっぱり恥ずかしくなって消したくなりそうなくらい。
自分らの漫画が単行本になる。
うだつが上がらず恥多く燻りまくりのうちらの中では、間違いなく死に際の走馬灯でヘビーローテションとなるエポック的な出来事だろうし、ことによると現世における栄光へのブリリアントロードなのかもしれないとは思うんですけど、それでもこの第一歩は間違いなく、この漫画の 終わり に続いているわけです。
なぜなら、商業企画は売れなくなった時点で終了するものだし、永遠に売れ続ける商品もまた(きっと)存在しないので。
連載会議をクリアしてからここまで、ムチャクチャ楽しかったです。
後先考えずに大風呂敷を広げ、実験し、思いつきを愛し、時にスキルを誇示し、比較的無邪気に、もしかしたらWeb漫画描いてた時以上に野放図に描いていたと思います。
ここからは違う。
好きなキャラクターたちが彼らなりに楽しく過ごしてる状況を作る箱庭師みたいな仕事はとても楽しくて、それがお仕事として成立してるのはありえないような確率の先にある僥倖だし、ゆうたらオンラインサテから本戦に出てしまった的なミラクルなんですけど、ここからは違う。
作り手が面白いと確信しているコンテンツが売れないなんてありがち過ぎる話なんで、頓死するかもしれないし、見たことない状況まで上り詰められるかもしれないし、結果はよくわかりません。
ただ、頓死する際にはきっと穏やかな気持ちで俯瞰した風な口をきく余裕とかもなさそうな気がするので、ムチャクチャハッピーな今のうちに、この作品の遺書を書いておこうと思いました。
過去形じゃなくて現在形でお礼が言えるうちに。
ナッツスパータの時から読んで支えてくださってる皆さん、ツイッターでフォローしてくれたり絡んでくださってる皆さん、こんな記事にまで付き合ってくださってる皆さん、どうもありがとうございます!
皆さんの応援とかがなければ、とっくに漫画を描く気をなくしてたかもしれません。
なので皆さんに面白がってもらえる漫画をたくさん描いてお礼にできればなと思ってます。
素直に喜びのテキスト書けないあたり「門松は冥土の旅の一里塚」みたいな感じで一休さんぽいですね。
そんなわけで「バッドビート!〜辻堂真夏のポーカー戦線〜」第1巻が9月23日に発売されます。
予約しても良いのよ?
バッドビート! 〜辻堂真夏のポーカー戦線〜 (1) (MFコミックス フラッパーシリーズ)
- 作者: 矢崎結子,渡辺アビ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日: 2016/09/23
- メディア: コミック
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