いつものようにTwitterを見ていたところ、「シンクル」というアプリを偶然見つけて、テーマに惹かれたので使ってみることにしました。
シンクルとは
「偏愛コミュニティ」がテーマで、自分が好きなものを軸に交流していくSNSアプリです。mixiのコミュニティ機能だけをピックアップしてアプリに寄せた感じ、という表現がしっくり来るような気がする。自分が好きだと思ったトピックにハートをつけたり、自分で好きなもののトピックを立てたり、トピックに書き込んで他のユーザーと交流したりすることができます。
なにがおもしろいのか
匿名性が高い
アイコンは昔の掲示板の選択式アイコンのように決められたものからしか設定できないし、ハンドルネームはカタカナ4文字でしか決められません。「交流」が軸のサービスなので、出会い系に発展するのでは、と最初は思いましたが、匿名性が高いためそういった方向に発展することが難しくなっています。ちなみに個別メッセージ機能などもありません。自己紹介の設定などもないので個性は出しにくいですが、それが却って良い方向に働いている気がします。個性を出したい人は他のSNSを使えば良いと思うので特にネックにはならないと思う。
肯定の世界
自分の好きなものや他人の好きなものに共感し合う、というコミュニケーションが前提なせいか、自然と「好きなものを肯定し合う」という世界観が共有されていて、すごく空気が良いです。初期のインターネットを彷彿とさせる。見た限りどのトピックも荒れていないので書き込みやすい。個人を攻撃するような書き込みも一切見当たらず、優しい世界が広がっています*1。
ユーザーの人が優しい
上と若干被りますが、ユーザーの方々が異常に優しいです。こんなに優しいインターネットがこの世にあるのか、という感じ。小学生のときに初めて掲示板に書き込んだあの感じを思い出しましたが、あの時ですら既に小学生同士の個人攻撃があったので、あの時より優しいインターネットかもしれないです。優しくしてもらえることによって自分も優しく接しようという気分になり、思いやりの世界が広がっています*2。
自分の好きなものが発見できる
トピックにハートをつけていくうちに、自分の好きなものが一覧しやすくなり、「こんなものも好きだったのか〜」という発見ができておもしろいです。意外と食のこだわりが強いんだな、とか。いままで自覚してなかったけど、かなり食い意地が張っていることに気がついて新鮮な気分でした。
好きなものがシンクロするユーザーと交流ができる
ある程度自分の好きなものが分かっていくと、自分とどのくらい好きなものが一致しているユーザーがいるのか知ることができます。「シンクロ率」という若干エヴァっぽい単語で表されるのですが、それもまたおもしろい。この人とは気が合うんじゃないかな、っていう人が結構います。
広告が少ない
目立つ広告がほとんど見当たらないので、全体的にノイズが少ないです。あっても面積が小さいものばかりでさほど気にならない。好きなものに没頭できる設計になっていて良いです。
ちょっと気になるところ
私だけかもしれませんが、広告が少ないせいか、視線を分散させる要素が見当たらないので、やり込みすぎると目がものすごく疲れます。サムネイルがひたすら並ぶデザインになっているので、常に目を使いすぎている感じがして疲れやすい。単に私がのめり込みすぎ、やりすぎているだけな気もしますが…
まとめ
個人的に、久々に昔のようなインターネットを体感できるアプリに出会えて、それだけでもかなり楽しかったです。人に自分の趣味を共有したい、分かってもらいたい、という欲が強い人にはかなり向いていると思います。興味があればぜひ。