清水康志
2016年8月6日12時54分
「夢や希望にあふれた未来は、ぼくたち、わたしたち、一人一人が創るのです」。こども代表で竹屋小6年の中奥垂穂(なかおくたりほ)さん(11)は式典で、亀山小6年の青木優太さん(12)と「平和への誓い」を述べた。
父の岳生(たけお)さん(54)は、国内外で平和活動をする広島YMCA国際コミュニティーセンターの事務局長。垂穂さんも幼いころから父とともに、世界の地震や災害の被災地を支援する街頭募金をしてきた。
数年前、パキスタンの難民支援から帰国した父が、子どもたちの写真を見せてくれた。ごみ拾いをする姿、食べ物を前にした笑顔……。「家族との平和な暮らしがどんなに幸せか。自分に何ができるかな」
オバマ氏は演説で言った。「1945年8月6日の朝の記憶を薄れさせてはなりません」。はっとした。戦後60年近くたって生まれ、家族に被爆者はいない。それでも、あの日のことを次の世代に語り継ぐ役割がある。そんな思いが「誓い」の言葉になった。
「私たちは、もっと、知りたいのです。もっと、伝えたいのです」
式典後、「涙が出た」と声をかけられた。「伝えられると実感しました」(清水康志)
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朝日新聞社会部
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