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最悪洪水想定図で避難啓発

08月02日 09時56分

最悪洪水想定図で避難啓発

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国土交通省は、今年5月に公表した愛知県の矢作川と豊川の最悪の洪水を想定した浸水区域図について、今後5年かけて住民に周知するとともに避難の意識を高める取り組みを進めることにしています。
去年9月の茨城県の鬼怒川の決壊を踏まえて、国土交通省は愛知県の三河地方を流れる矢作川と豊川について1000年に1度クラスの豪雨による最悪の洪水を想定した浸水区域図を今年5月に公表しました。
この浸水区域図では豊田市中心部が最大で20メートルの深さまで水に浸かるなど大きな被害が想定されています。
このため、国土交通省はそれぞれの川が流れる自治体と共同で今後5年かけて想定を住民に周知し、避難の意識を高める取り組みを進めることにしています。
具体的には浸水区域図に避難場所への経路などを書き加えたハザードマップを地区ごとに作ったり、台風の接近などで危険が迫る数日前から避難を始める計画を立てたりするということです。
国土交通省中部地方整備局は「住民1人1人が身の安全を守る意識を高めてもらいたい」としています。

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