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千代の富士の死を悼む声

08月01日 19時08分

千代の富士の死を悼む声

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「ウルフ」の愛称で親しまれた元横綱・千代の富士の九重親方が31日、すい臓がんのため61歳で亡くなりました。
現役時代に名古屋場所中の宿舎になっていた名古屋市の寺の住職は「亡くなったことがいまだに信じられません」と大横綱の死を悔やみました。
名古屋市千種区の相応寺の住職、前野真成さんと九重親方は30年以上の付き合いで、名古屋場所のたびに、食事に行くなど交流を続けてきました。
現役時代、真剣な顔つきで稽古に励む姿が印象的だったということで前野さんは「てっぽう柱を打つたびに木が震え、本当に迫力がありました。何をするにもかっこよくて、夜の稽古が終わったあとに、本堂の前で豆をひいてコーヒーをいれていた姿をよく覚えています」と振り返りました。
また、前野さんに長女が生まれたのが横綱昇進と同じ年だったため「元気に育つように」と綱を打つ際にできる切れ端をプレゼントされたということです。
前野さんは「亡くなったことがいまだに信じられません。病気を早期に発見し手術もうまくいって、たいしたことないと思っていました」と話していました。

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