トヨタ自動車が７月に国内で販売した新車の台数は新型のハイブリッド車の販売が好調なことを背景に５か月連続で増加しました。
業界団体のまとめによりますとトヨタが７月に国内で販売した新車の台数は１５万４３３台となり、去年の同じ月を９．５％上回り５か月連続で増加しました。
これは、新型のハイブリッド車の売れ行きが好調だったためで、熊本地震の影響で一時車の生産が減少した影響はほとんどなくなっているということです。
一方、愛知県と岐阜県に生産拠点がある「三菱自動車工業」は、燃費データの不正問題で販売を停止していた軽自動車の販売を再開したものの、去年の同じ月と比べて３４％あまり少ない６３６４台と厳しい状況が続いています。