３１日投票が行われた東京都知事選挙で政党の推薦を受けなかった小池百合子氏が初当選を果たしたことについて、名古屋市の河村市長は、議員や公務員の人件費削減などに手腕の発揮を期待する考えを示しました。
３１日投票が行われた東京都知事選挙では、無所属の新人で、政党の推薦を受けなかった小池百合子氏が、自民・公明両党などが推薦した候補らに１００万票あまりの差をつけて初めての当選を果たしました。
今回の選挙で小池氏を支援した、名古屋市の河村市長は、１日の定例の記者会見で、「都民は、政党のしがらみを断ち切ってくれる強い候補者の出現を待っていたということだ」と述べました。
その上で、小池氏が選挙公約で都知事の報酬の削減を掲げたことを踏まえ、「報酬の削減は議会からの抵抗が強く、実現することは大変だと思うが都民は応援してくれる。小池氏にはぶつかってもらいたい」と述べ議員や公務員の人件費削減などに、手腕の発揮を期待する考えを示しました。