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カツ横流し会長を詐欺で再逮捕

08月02日 09時56分

カツ横流し会長を詐欺で再逮捕

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廃棄されるはずだったカレーチェーン店のビーフカツを食品として横流ししたとして、愛知県の廃棄物処理業者の会長らが逮捕された事件で、警察はこの業者の会長がカレーチェーン店側から処理費用として30万円近くをだまし取っていたとして、詐欺などの疑いで再逮捕しました。
再逮捕されたのは愛知県稲沢市の廃棄物処理業者、ダイコーの会長、大西一幸容疑者(75)です。
この事件で大西会長は「CoCo壱番屋」を展開する「壱番屋」から異物が混入したおそれがあるとして、廃棄処分を委託された冷凍のビーフカツ、3万6000枚余りを食品として岐阜県の食品関連会社「みのりフーズ」に横流ししたとして、食品衛生法違反の疑いで逮捕されました。
その後の警察の調べで、大西会長は、去年8月と10月、壱番屋から廃棄を委託された約6万枚のカツについて、法律で義務づけられた報告で「堆肥にして処分した」とうそを伝え、計28万円余りを受け取っていたということです。
警察は処理費用をだまし取ったして詐欺と廃棄物処理法違反の疑いで大西会長を、1日、再逮捕しました。
調べに対し大西会長は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
また、商品価値のないカツを業者に販売し代金をだまし取ったとして逮捕された、みのりフーズの元経営者、岡田正男容疑者(78)ら2人についても別の業者にカツを売る際に冷凍車を貸して代金をだまし取るのを手助けしたなどとして、詐欺のほう助の疑いなどで再逮捕しました。

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