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【芸能・社会】

TOKIO山口が離婚 3年前から話し合い4月から別居

2016年8月6日 紙面から

 TOKIO山口達也(44)が5日、2008年3月に結婚した5歳年下の元モデルの妻との離婚を発表し、東京・麹町で会見した。山口は「出会ってから16年以上、自分が未熟で幼稚で、妻に負担をかけてしまった」と話し、「妻と2人の子どもには本当に申し訳ないと思っています」と謝罪した。

 山口は会見冒頭、「本日、私、山口達也は離婚いたしました」と報告。「結婚した時、自分の口でご報告させていただいたので、今回もまた自分で報告できたらと思いました」と会見する理由を説明した。

 離婚会見を開くのは、ジャニーズでは初めてとなる。「FAXで報告する方もいますが、言いたいことを自分で言えるのは幸せ。変なジャニーズ初ですが、ありがたい」と苦笑いした。

 山口と元妻は1999年に知り合い、約8年の交際を経て、2008年3月8日に結婚。その夜の日本武道館でのコンサートでデキ婚をサプライズ報告し、ファンに祝福された。同年5月には長男(8)、10年9月には次男(5)が誕生した。

 離婚の理由を問われると「すれ違いとか、不一致という言葉では片付けられない。自分が未熟で幼稚だった。自分のペースで生きてきたため、妻が疲れてしまった。仕事でも趣味でも自分のやりたいことを優先し、生活の全てを彼女に負担させてしまった」と説明。

 「女性(問題)はありません」と不倫はキッパリ否定し、「彼女に対するフォローや優しさや思いやり。足りないことばっかりだった」と反省を口にした。

 山口によると、夫婦間ではケンカが多く、約3年前に妻から離婚を切り出されたという。今年4月には、東京都内の徒歩数分内の場所で別居を開始。以来、ケンカはなくなったそうで、山口は会見でも妻との良好な関係を強調。

 「今日も3回くらい妻から電話がきた。『1人で大丈夫? 私は現場にいないけど、そばに一緒にいるつもりだから全てしゃべってらっしゃい』と言ってくれました」とにこやかな表情で明かした。

 離婚届の提出をこの日に決めたのは、息子たちが夏休みに入るのを待っていたため。7月後半を一緒に過ごしたという。息子たちには「今まで通り、いつでも会えるから」と伝え、長男は「それでパパとママがニコニコできるなら、それでいいよ」と言ってくれたという。

 息子2人の親権は元妻が持ち、山口は養育費を負担。慰謝料は発生しないが「彼女は専業主婦だから、生活の援助は続けていく。子どものパンツ1枚でも私が買いたい」と父としての責任感をにじませた。

 TOKIOのメンバーには以前から離婚の可能性を伝えてあり、数日前に離婚すると報告。ファンには「離婚することになってファンの方の気持ちを振り回してしまい、申し訳ないと思っていますが、この発表があっても何も変わらない山口達也がいるので、これからも変わらず応援してもらいたいと思います」とメッセージを送った。

 最後には、一般人である妻と息子たちへの配慮を報道陣に依頼。会見場の出口でひとりひとりを見送り、優等生的に締めくくった。

 ●山口達也(やまぐち・たつや) 1972(昭和47)年1月10日生まれ、埼玉県出身。TOKIOのベース担当。94年「LOVE YOU ONLY」でCDデビュー。音楽、バラエティー、ドラマなど多方面で活躍。TOKIOとして出演する日本テレビ系「THE!鉄腕!DASH!!」は20年以上続く人気番組。単独では「Rの法則」「ZIP!」「幸せ!ボンビーガール」に出演中。97年には日テレ系「24時間テレビ」で100キロのチャリティーマラソンを完走した。

 

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